今日8月25日福岡市海の中道大橋で福岡市職員が飲酒運転事故を起こして
丁度8年になります。
この事件は飲酒運転をして居た市職員が追突事故を起こし幼い3人の子供の
命を犠牲にしたものです。
それに両親が必至に幼い我が子を助け様と海に潜って居るのを、そのままに
して逃げてしまった事。
友人が飲酒運転隠し工作に協力した事。
おまけに市職員だった事で大きな反響を呼びました。
その後福岡市は飲酒運転撲滅を始めたが一向に市職員の飲酒運転は絶えません。
是は九州特に福岡の土地柄によるものと思われます。
其処で福岡市は全国でも珍しい罰則付きの「飲酒運転撲滅条例」を出した。
そして異例の福岡市職員に期限付きではあったが禁酒令と言う事まで始めた。
お陰で福岡県飲酒運転事故は2010年全国ワースト1位が昨年は全国9位となり
今年の7月までの福岡県の飲酒運転事故はワースト10位との事。
順位が下がったとは言え全国的にはトップテンに数えられる不名誉は拭えない。
福岡市の中心にある大濠公園、此処は上から見るとゼロと言う数字に似ています。
其処で本日12時1万人が集まりぐるりと堀の周りを取り囲み、飲酒運転ゼロの
スクラムを組もうと言うイベントが行われると言う。
皆で福岡から飲酒運転ゼロのメッセージを全国へ向けて発信しよう。
みんな誘い合って集合して欲しいと言う呼びかけを西日本新聞は新聞全面2ページ
裏表を使って行って居ます。
福岡タワーは本日限定で午後7時から11時までゼロのイルミネーション点灯するとか。
大変大きなパフォーマンスです。
思い切った企画で当局の思い入れが伝わって来ます。
ただ是を市民がどう捉えるかですね。
ストレスの多い現在で酒が唯一の逃げ場となって居る人にとっては大変厳しい事です。
要は「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」と大変簡単な事ですが、車社会の現在それが
大変難しいと言う現実がある様ですね。