日々好日

さて今日のニュースは

コメ余り深刻化JAの概算金過去最低・コメ価格下落

2014-08-28 08:18:55 | Weblog

震災後コメの価格値上がり等で、買い控えが広がった事や昨年豊作だった事等で
民間在庫量が増大してどうやらコメ余り状態らしい。

本年度もいよいよコメの収穫期が近ずいて来ました。

今年JAが農家に支払う仮渡し金「概算金」が前年比で12~14%下落し過去最低と
なった。

此の概算金は、販売委託を受けたJAが農家に支払う仮渡し金で、全国の指標となる
のが新潟産コシヒカリ60キロ当たりです。

JA全農新潟県本部は14年度コシヒカリの概算金は魚沼産で60キロ14、200円に
引き下げたと発表しました。

それ以外の地区産も12、000に引き下げたとの事です。

14年度産全国の概算金は60キロあたり前年比で2000~3000円大幅引き下げに
なる模様。
消費者にとっては朗報でも生産者にとっては大きな減収となります。

此の概算金は、JAが各地域毎のコメ作付状況や、在庫量等から販売価格を予測して
設定されます。

コメ余り対策として生産者・卸業者で作る「米穀安定供給確保支援機構」は13年度産
のコメ35万トンを加工米として販売する事にした。

が機構買い取り分を除いても6月末コメの民間在庫量は222万トンです。
適正水準とされる200万トンを大きく上回るコメ余り状態です。

今年の全国作況指数は102で「やや良し」で生産量が需要を上回り更にコメ余りが
膨らみそうとか。
益々生産者は厳しくなってきますね。


危険ドラッグやっと検査命令・販売停止命令各自治体等踏み切る

2014-08-28 07:28:28 | Weblog

ハーブ等の薬草に覚醒剤や大麻と同じ様な幻覚作用がある化学物質を添えた
危険ドラッグは薬事法の目をかいくぐり常用が拡大して大きな犯罪を引き起こし
ています。

添加される薬物が指定薬物か判定が難しく、何時も取り締まりは後追い状態
でした。

また取り締まる側も厚労省と各自治体と云う二面性があって一斉取り締まりとは
行きませんでした。

しかし今回危険ドラッグ取り締まり強化が叫ばれやっと厚労省・東京都・大阪府
愛知県・福岡県が販売店に一斉立ち入り検査を行い、指定薬物の疑いのある
商品を確認した店舗に対し薬事法で初の検査命令と販売停止命令を出した。

遅すぎると云うきらいはあるが、一応納得のいく取り締まりです。

今回は販売店に商品の検査を受ける様に検査命令が出され、検査結果が出る
まで対象となった商品の陳列・販売を禁じる販売停止命令が出された。

今までは指定された危険ドラッグ販売には販売自粛の警告書を渡していた。
今回は違反して販売すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金。
検査を拒否すると罰金50万円が科せられると云う罰則つきとなった。

現在全国に確認された販売店は200店舗確認されています。

取り締まる側は順次立ち入り検査を行うとなって居ます。
ただもぐりの店舗の取り締まり、特にネット販売等はどうするか?
闇に潜り店舗等で秘密販売が行われる恐れもあるがどう対処するか?
罰金や懲役くらい恐ろしくないと云う手合いとはどう対処するか?

まだまだ難問は山積して居る様ですが、一つずつ解決して行くより手はない
様で長い戦いになりそうですね。