日々好日

さて今日のニュースは

災害時生死を分ける72時間の壁

2014-08-23 07:38:39 | Weblog

災害が起きた場合何時まで救助活動をすべきかと言う問題が問われて居ます。

行方不明となった家族としてはそれは見つかるまで続行して貰いたいと言うのが
たっての希望でしょう。

しかし何時までも救助活動と言う訳にも行かず行政側も非情に打つ切り判断を
する時が参ります。

人が飲み食いせず耐えられる限度は72時間とされ、大体それを目安とされて
います。

しかし過去の大規模災害では世界的にも土砂崩れやガレキの下敷きで身動きが
取れない状態で72時間以上たって救出される事もあってそれは奇跡と言われて
居ます。

人間の精神力の違いや災害の状況によって自ずから違って来るのは当たり前
の事です。

奇跡を信じ救出作業続行すべきか?
それとも決断して復興作業に着手すべきか?

大規模災害の起きる度に問題になる事ですね。

救出作業優先の場合は重機の使用が制限されます。
復興優先で重機使用すれば生存者の命を奪う事もあり得る。

判断は大変難しいですね。

外国では倒潰家屋から15日後に救出されたり、ガレキで身動きが出来ないままで
96時間後に救出と言う奇跡の救出例があるだけに、その判断は難しい。

人間はがガレキ等で身動きが取れない場合、脱水状態や低栄養不足で臓器不全や
夏でも低体温症になる可能性が大きい。
ガレキ等から救出されても、圧迫され壊死した細胞の出す物質で心肺停止・急性心
不全による、クラッシュ症候群にかかる率が高いとされて居ます。

いち早く救出を図らねばならないが、怖ろしいのは二次災害です。

救難作業の難しさはその辺にもある様ですね。

 


贈与非課税制度拡大は少子化対策か祖父母懐狙いか?

2014-08-23 06:44:47 | Weblog

政府は昨年から眠って居る祖父母等が所有する財産を引きだそうと、教育贈与の
非課税制度を始めました。

是は孫や子どもの入学金・授業料・習い事の費用に限定し、金融機関に子供・孫
名義の専用口座を開き、祖父母や親が入金すれば、受け取る人1人に当たりに
最大1500万円まで贈与税が掛からないと言う制度です。

今回は此の教育贈与非課税制度を見直して、子・孫の結婚・出産・育児にも拡大
する事を検討するとの事です。

構想としては、子・孫の結婚式や披露宴の費用。
体外受精・人工授精等の不妊治療費。
出産費用。
産後のベビーシッター代等です。

同時に親と同居や近所に住むためこういった住宅を新築した場合不動産取得税
減免も提案とする。

全く子供や孫に取っては有り難い制度ですね。

少子化対策として子育て世帯が親に育児や家事の協力を得るため親と同居したり
近所に住んで貰い若夫婦の負担軽減を図る。

如何にもお役人らしい発想ですね。

家族の絆や少子化対策の名の元に我が子可愛さ、孫可愛さで親の懐を当てにする。

待機児童をほったらかして、扶養者控除も廃止・共稼ぎも厳しくして何故か親の
懐を子供と同じ様に狙う。

本来親の懐を当てにせず自分で何でも出来る様に政府が支援するのが筋ではないか?

なんか方法が間違って居る様な気がしてならぬ。