日々好日

さて今日のニュースは

死ぬ権利尊厳死の是非

2014-11-04 08:29:23 | Weblog

人間には生きる生きる権利と同じ様に死ぬ権利もあると云う尊厳死・安楽死問題は各国で議論
の対象になって居ます。

現在日本では尊厳死・安楽死は認められてません。

日本では医者が患者さんの強い要望で尊厳死や安楽死に手を貸したら殺人罪に問われます。
患者は死ぬまで苦しみ抜いても、あるいは生き恥をかいても最後まで生きるべきとしています。

処がアメリカのオレゴン州では18歳以上で余命が6ケ月以内であれば安楽死を認める州法が
あるそうです。

そこで一つの問題が起きました。
29歳と云う女性が幸せな結婚生活を送って居たが、ある日突然脳腫瘍が見つかりガンの進行
が早く余命6ケ月を宣告されました。

ガンによる苦痛に追いつめられ、彼女はオレゴン州の安楽死の州法を知り移住しました。
そして11月1日を死ぬ日とネットに宣告しました。

それからが大変ですネット上には賛否両論が出て大変な騒ぎです。

そして予告した11月1日彼女は宣告通り夫たちに見守られ自宅で医師から処方された薬を
服用し死亡しました。

世間はがぜん尊厳死等について世論が巻きあがりました。
死ぬ権利、生きねばならぬ義務自分で選択出来ない事に対する論争。
死ぬ権利を主張し実際実行した人への賛否両論です。

私はどちらが良いとも断定出来ません。

命を貰ったら最後まで全うするそれは正論です。

ただそれに耐えられない場合もあってそう云った場合例外措置として尊厳死もあっていいの
ではと思えわれてなりません。

生きる確率がないのなら苦しむだけ苦しむのは余りにも非道ではないかと云う説も理解できる。
もはや死んだも同然で命ある限り生き恥をさらすと云うのも責め苦になりはしないか?

因みに米国ではオレゴン州・ワシントン州・モンタナ州ガ安楽死の措置を認めているとか。
オレゴン州では昨年末まで750人が合法的尊厳死を選んでいると云う。
そのほとんどは高齢者ですが35歳未満の人も6人が尊厳死して居るとの事です。

日本では、医療費節減等で尊厳死が検討されて居る所もあるやに聞く。
日本ではどうしてもカネの問題が絡んで来るので余計厄介ですね。


都会への人口流出原因は何なのか厚労省10年間動向調査開始か

2014-11-04 06:52:22 | Weblog

人口の都会集中化は留まるところを知らず地方は疲弊して来ています。

安倍政権は人口減少に直面する地方を最重要課題と捉え地方創生を成長戦略の一端とした。
と云うのは表面の名目で実は来春の地方統一選挙対策と云う説もあるが、地方に注目したのは
良しとすべしでしょう。

政策としては「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げて、従来のばらまき型予算の見直して
地域に合った対策を打ち出す事した。

それにはまず地方からの人口流出の原因は何なのか探る必要が出てきました。

そこで厚労省は16~29歳の若い男女2万人とその配偶者を対象に10年間追跡調査を開始する
事としました。

進学・就職・結婚・出産等人生の節目でどのような理由で引っ越したかと云う精細なデーター集め
を行い分析するとした。

その結果を少子化対策や雇用創出等の地域毎の政策に役立てる事を目指すとか。

今まで厚労省は5年毎全年齢を対象に無作為の抽出調査をおこなって来たが今回の様に若い世代
を限定して、移動理由までの調査は始めての試みとなる。

10年間の各個人の追跡調査となるので、大変な作業になる事が予想されますね。
果たして可能かと云う問題もあります。
お役人の思いつき施策とも取れます。

答えが10年先と云うのも少し長すぎる感じがしますね。

調査は都市部も含め都道府県で偏りがないように対象者を無作為に抽出し、報告書を毎年公表し
各自治体の参考にして貰う。

具体的な質問項目は検討中との事ですが、大学・雇用等や保育所に関する事があるとか。
またUターンやIターンについても検証すると云う事です。