下村文科大臣は学習指導要領の全面改定を中教審に諮問しました。
小学校から英語教育を充実させるため小学校英語の教科化や高校での日本史必修化等を盛り込んだ
大幅な改定となる。
中教審は2016年度中に改定内容を答申する方針で、来年1月から早速専門部を設置し本格手議論を
始める意向。
なお新学習指導要領の全面実施は小学校が2020年度。中学校が2021年度。高校が2022年度以降の
予定です。
現在の学習指導要領は、「ゆとり教育」から学力低下で「学力重視」へ教育方針が転換された。
小学校2011年度・中学校2012年度・高校2013年度から全面実施され、授業時間数や内容が大きく
変わりました。
今回の改定では「何を教えるのか」だけでなく「どの様に学か」を重視すべきとして居るとか。
自ら学ぶ姿勢を教育する方針とか。
現在小5・小6で正式教科でない外国語活動の英語教育を正式教科にし、小3から外国語活動として
前倒しの英語教育を始める。
中学校英語授業は日本語を使わない授業を基本とする。
これからの中学生は大変だ。
英語を話す小・中学生が増えて益々グローバル化が進む事でしょう。
日本の地理歴史を知らない高校生を無くすため現在選択科目となって居る日本史を必修科目とする。
日本人の歴史認識のためには必要なんでしょう。
現在教育はどちらかと言えば大学入試のための教育が重視されて居る傾向にある。
極端な例でか入試や進学試験に関係ない教科は切り捨てられる傾向にある様です。
学力勿論ですが高度な思考力や表現力育成にも教育が変換しなければならない事を検討するとか。
誠に結構な事で、先生の言葉を一言一句暗記する教育はこの辺で辞めるべきですね。