日欧米と新興国を加えたG20首脳会合が、オーストラリアのブリスベンで行われて居ます。
日本からは安倍総理と麻生財務大臣が参加して居ます。
メインは世界経済を底上げするブリスベン行動計画を採択する事です。
計画によるとG20全体のGDPを2018年までに2・1%引き上げる対策を打ち出す。
この会合でインフラ投資促進も議論され国際機関をシドニーに設立する事で合意の予定。
この会合と同時にG20財務大臣会議も開催されました。
日本は経済再生と財政健全化の2枚看板で適切な財政運営すると説明した。
しかし今回のG20首脳会合はウクライナ問題で欧米各国が一斉にプーチン大統領を
名指しで非難したが、何処吹く風かと聞き流したがロシアの孤立状態は免れない。
処がG20首脳会合に出席して居るBRICS、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカの
新興国が首脳会議を同時に開きました。
BRICSは是まで世界経済を握っていた先進国G7から指導権を奪い新興国が世界を
指導すべきと中国習主席が先頭に立って動いています。
是までに日欧米主導の世界銀行に対抗しBRICSの開発銀行を設置しインフラや各国間
融資を行う事にしています。
今回もその流れで自分たちが世界をリードすべきと言明しました。
それがG7から集中砲火を浴びて孤立状態のロシアに取っては救いの神であった様だ。
GRICSのの勢いは今や留まる所を知りません。
米国と世界経済を二分する勢いで、それにドンドン成長を続ける新興国今や先進国との
勢いでは格段の違いが出てきましたね。
一時は米国と並び世界経済をリードした日本、今は見る蔭もありませんね。
本当に何とかして貰いたいですね。