日々好日

さて今日のニュースは

今回の解散はアベノミクス解散と安倍総理は嘯くが・・・

2014-11-24 08:40:10 | Weblog

国会解散され衆院議員はそれぞれ地元に戻り選挙準備に走り廻って居る様です。

今回の解散程意味のない解散はないと専らの噂です。

国費700億円を使ってこの大事な時に、果たして解散し選挙する意義があったのか?
大変疑問に思われてならぬ。

安倍首相は今回の解散は「アベノミクス解散」だとネーミングして、アベノミクスの真価を世に問う
解散だと強調しています。

初めは政権の延命のためと思われて居たが、次に消費税増税先送りを世に問うためと言われて
最後はアベノミクスの真価を問う解散としました。

野党の間では今度の解散は「独りよがり解散」と極めて悪評です。

今まで色々ネーミングされた有名な解散がありますね。

戦後の吉田内閣の「バカヤロ解散」小泉内閣の「郵政解散」池田内閣の「安保解散」鳩山内閣の
「天の声解散」等々があります。


そうな中で面白いネーミングの解散に、中曽根内閣の「死んだフリ解散」麻生内閣の「追い込まれ
解散」宮沢内閣の「嘘つき解散」森内閣の「逃げまくり解散」民主党野田内閣の「バカ正直解散」
等がありますね。

何れ的を得て妙です。
が今回の安倍内閣の解散はネーミングからして意味不明瞭ですね。

一体安倍首相は来年度予算案編成はどうする積もりなんでしょう。
それに早急に取り掛からねばならぬ、5兆円規模の14年度補正予算の編成があります。

今回も最高裁判決の一票の格差問題は未解決のままの衆院選となりました。
身を切る国会改革も行われないままの衆院選です。

本当にこのまま今の衆議院の先生方に任せて居てよいのか疑問になって来ましたね。


揺れ動く政府のエネルギィー政策・電源別構成比は?原発核ゴミは?

2014-11-24 06:38:48 | Weblog

政府は成長戦略のため川内原発再稼動に踏み切り現在原発再稼動申請中も安全が確認
され次第、再稼働に踏み切る意向の様です。

政府のエネルギィー基本計画では、原発は運転コストが安く安定的で多量の発電が出来
基本になる電源と位置ずけする一方で、福島原発事故等で原発依存度は、可能な限りに
低減すべきとしています。

是に安倍政権のデフレ脱却のためのアベノミクス政策が関連し成長戦略には原発稼働が
不可避とされてきました。

現在原発は定期検査後安全検査を厳しくし、再稼動許可が出されず全て停止、原発ゼロ
の状態です。

そのツケは各方面に影響を及ぼして居ます。

原発から火力発電に頼らざるを得なくなった各電力会社は燃料費等で経営は悪化しています。
そのツケは産業界や各家庭に回され、日本経済に打撃を与えて居る。
また燃料費増は日本の貿易赤字にも関連して来て居ます。

其処で極端な論争ですが、「命かカネか」と言う問題が起きてきました。

日本経済や将来より国民の命がまず大事とする原発ゼロの運動。
いや日本経済や國の事や、毎日の生活が優先されるべきとする原発容認派。

そこまで乱暴ではないが、それ程世論は二分して居ると言っても過言ではない。

それに対して政府は、今だエネルギィー政策で電源別構成比の結論に至って居ません。
やっと来夏の結論を出すと言う。

その間再生可能エネルギィーや原発・火力発等は勝手気儘で放置状態となる。

電力会社では再生可能エネに対して対応出来ない処まで追い込まれて居ます。
是は再エネを政府が電力会社に丸投げした結果です。

一方原発では原発停止が電力会社経営を圧迫しています。

原発は発電コストが安いと言われて居ますが原発維持についても廃炉にしても大変
カネが掛かります。
喩え発電しなくても莫大な維持費が嵩みます。

それに原発には核燃料や使用済み燃料・核のゴミ問題もあります。

現在は再処理や最終処分の目途も立たず先送りされどの原発も満杯状態です。

差し当たって是をどうするかの問題があります。

核燃料サイクル計画も頓挫しています。

全てが政府のエネルギィー政策がシッカリして居ないのが原因と思えてならぬ。

日本は一体エネルギィー政策をどうする積もりなのか早く明らかにして欲しい。