国会解散され衆院議員はそれぞれ地元に戻り選挙準備に走り廻って居る様です。
今回の解散程意味のない解散はないと専らの噂です。
国費700億円を使ってこの大事な時に、果たして解散し選挙する意義があったのか?
大変疑問に思われてならぬ。
安倍首相は今回の解散は「アベノミクス解散」だとネーミングして、アベノミクスの真価を世に問う
解散だと強調しています。
初めは政権の延命のためと思われて居たが、次に消費税増税先送りを世に問うためと言われて
最後はアベノミクスの真価を問う解散としました。
野党の間では今度の解散は「独りよがり解散」と極めて悪評です。
今まで色々ネーミングされた有名な解散がありますね。
戦後の吉田内閣の「バカヤロ解散」小泉内閣の「郵政解散」池田内閣の「安保解散」鳩山内閣の
「天の声解散」等々があります。
そうな中で面白いネーミングの解散に、中曽根内閣の「死んだフリ解散」麻生内閣の「追い込まれ
解散」宮沢内閣の「嘘つき解散」森内閣の「逃げまくり解散」民主党野田内閣の「バカ正直解散」
等がありますね。
何れ的を得て妙です。
が今回の安倍内閣の解散はネーミングからして意味不明瞭ですね。
一体安倍首相は来年度予算案編成はどうする積もりなんでしょう。
それに早急に取り掛からねばならぬ、5兆円規模の14年度補正予算の編成があります。
今回も最高裁判決の一票の格差問題は未解決のままの衆院選となりました。
身を切る国会改革も行われないままの衆院選です。
本当にこのまま今の衆議院の先生方に任せて居てよいのか疑問になって来ましたね。