政府の農業政策がどうも定まりませんね。
私達の食生活を左右する農業政策が是では困りますね。
産業界は農業等止めて外国から安い農産品を輸入した方が得でその分輸出で稼ぐ方が優先すべきだと
極論する人も居るやに聞く。
しかしそうなると日本の食料事情は外国に握られコントロールされる可能性が出てきます。
また食の安全性も危うくなってきます。
何よりも國の大きな基幹となる日本の農業が崩壊するのが怖ろしい。
しかし政府は大企業優先で輸出に懸命でそのため農業は生け贄となった感じです。
政府は昨年11月14年度分減反補助金を半分に減らし、更に18年度には廃止する事を決定した。
政府はコメの需給調整にはノータッチの方針で今後余剰米を買いあげる事もしないと言い放った。
コメが国民から見放されたのか、年々需要は減って行く傾向にあります。
それに昨年の豊作でコメ余りで在庫が多く残っています。
其処で今年農家に支払う農協からの概算金は過去最低となった。
概算金とは販売を委託した農協が農家に支払う仮渡し金で、農協が地域毎の収穫量や在庫量等を
予測して農家に前払いするお金です。
九州産のコメで福岡夢つくしが60キロ当たり1万620円で昨年比で1980円安くなって居る。
長崎産コシヒカリは1万400円で1万400円で1900円安と軒並みにコメが下落して居る。
これは過去最低水準らしい。
一応農水省は緊急対策として政府系金融機関による無利子融資で農家の当面の資金繰り支援。
農協に概算払いの追加払い要請等行うと言う。
これは政府の懐が傷まない、よい方法なんでしょう。
政府は当面米価下落に対し減収分の9割を國と農家が醵出する積立金で補填する制度で対応
する意向との事。
儲からない農業を見捨てる人の気持ちがなんだか判る気がしますね。