車の安全はシートベルトとエアバックの装填と言われ今はどの車にも装填されています。
現在シートベルト・エアバックは殆ど自動車部品大手メーカーのタカタが握って居る。
タカタはエアバックで世界の2割のシェアで「取り引きのない自動車メーカ」はないと豪語
する程です。
それだけにアメリカにも生産拠点を置いてエアバック等一手販売するタカタは、目の上の
コブ的存在とも云えます。
タカタのエアバックは火薬を爆発させて瞬時にガスを放出し膨らませる事が出来て各国の
規定等に合格して今や世界20ケ国に生産拠点を置いて販売しています。
今回アメリカでご婦人が、エアバックの破裂で顔を負傷し訴訟を起こしました。
現在エアバックに依る死亡事故は6件と言われその内5件が米国に集中しています。
言いたくはないが使用の仕方で何らかのミスが疑われますね。
日本でもエンバック誤作動で怪我人が出てはいますね。
良い機会とばかり米国上院はタカタ製エアバック欠陥に関し公聴会を開きました。
此所では米国で報道されたエアバック欠陥隠蔽も取り上げられた。
事故が起きたのが05年で、タカタは04年に欠陥を把握してい居た。
リコールが始まったのが08年その間隠蔽が行われて居たと言うのが根拠です。
タカタその様な事実はないと否定しています。
一時日本の自動車が米自動車業界不振の槍玉に挙げられ日本車叩きが行われました。
今回もその様な動きとも取れますがタカタにとっては大変な打撃です。
TPP交渉の自動車部品部門からみとも思われます。
米国だけでも是まで780万台がリコールの対象になったが今後数百万台規模に確実に
膨らむと見られて居ます。
是が世界的に広がると大変な事になりそうですね。
出る杭は叩かれるの言葉通り、何事も人気が出て来ればそれだけ攻撃も激しいですね。