安倍首相の国際会議出席のため随分長い外遊でしたね。
まず中国北京でのAPEC会議出席。
次がミヤンマーでのASEAN会議出席。
最後がオーストラリでのG20首脳会合出席です。
是で安倍首相は世界の50ケ国以上の訪問をした事となります。
その間色々約束事を交わしたり派手に資金援助等をしたりしましたね。
今回のAPEC会議では懸案のプーチンロシア大統領と会談し訪日を促しました。
ウクライナ問題でぎくしゃくして居る日ロ関係果たして巧く行くか?
そして一番の懸案事項対中国関係で習中国主席と会談。
是は中国の大国演出に利用され日本は軽く扱われました。
たった30分の会談、したたかな中国は尖閣諸島問題や靖国参拝等に触れませんでしたが
歴史認識や日本の安全保障等にクギを刺す事は忘れませんでした。
ミヤンマーのASEAN会議では安倍首相は最悪の日中韓の国交改善のため三国の合同会議
開催を持ちかけて了承を得て居ます。
最後のG20首脳会議では日本の立場はもう重視される事はなくなったようです。
G7でもBRICS会合でも余り日本は問題にしてない様だ。
この三つの会合で一番の主役は中国習主席でアメリカのオバマ大統領と覇を競い、今や
陵駕した感すらあると言う。
日本はG20首脳会合の後オバマ大統領と首脳会談を行い、対中国関係でアジア太平洋の
平和と繁栄について話しあったとか。
何れにしても中国の黒い影が段々大きくなって来て居るのは間違いない。
そんな中安倍総理は今日外遊から帰国後、衆院解散と来秋の消費税再増税の延期を表明
する事になって居ます。
この忙しい年末に無意味な衆院選が開始されますね。