六本木ヒルズへ久しぶりに行ってきた。東京-ベルリン、ベルリン-東京展という、題名だけでは何がテーマかわからない、森美術館(53F)の展覧会のタダ券をもらったので行ったのだが、やはり、大展望台(52F)の方が、見ごたえがある。もちろん、横浜のランドマークからの眺めも捨てがたいが、東京のど真ん中のヒルズには、その大都会の景色では敵わない。夜景もすごい。
最近は、だんだんユニークな形の建物も増えてきて、楽しさ、面白さも増している。今日は、森都市未来研究所(50F)に行き損ねたので、次回は、そこにも寄ってみたい。
展覧会の方は、20世紀以降の日本とドイツの文化交流の様子を、時には、同時並行的に、時にはクロスさせて、さまざまな分野で、展示してある。規模も大きい。絵や、写真や、映像や、造形物や、家具や、建築物など、いろんなジャンルの展示があり、面白かったが、どんな人にもっとも見てもらいたいかという趣獅ヘ、よくわからなかった。たぶん、興味のあるジャンルを中心に、でも、全体も見てねということなのだろう。ここが、大展望台と併設されている森美術館のメリットかもしれない。この展覧会を単独でやったら、果たしてこれだけの入場者を獲得できるであろうか。こういう、普通ではちょっと行かないような、でも見たら面白い特別展をこれからも続けて欲しい。