先週末何気なくNHKを見てたら、金日成の嘘についての番組をやっていた。水曜の深夜にも再放送をやっていて、改めて、その無茶苦茶さに呆れた次第。
3回シリーズで、次回は、金正日への世襲の秘密を、最終回は、北朝鮮の核戦略についてをテーマにするらしいが、何故今さらこのタイミングで、この内容を放送するのかはよくわからない。
番組は、かなり信頼できる資料や証言により裏づけされており、ほぼ事実と思われる。番組によれば、旧ソ連が、朝鮮に親ソ国家を作るべく、金日成をリーダーに選んで、北朝鮮建国、金日成の政権基盤建設を全面的に支えたが、金日成は、だんだん個人崇拝のプロパガンダを始め(旧ソ連から見れば、想定外の暴走)、国内の親ソ、親中派を弾圧、建国の歴史をことごとく塗り替えた。ソ連、中国も振り回されるようになるが、政治的に重要な地域であったため、敵対するわけにもいかず、だらだらと、金日成の動きを放置せざるを得なかった。朝鮮戦争も、アメリカが参戦しないという金日成の独りよがりの読みで、勝手に始めて、逆に追い詰められたのを中国の援助で、ようやく停戦に持ち込んだのに、その責任は、全くとらなかった。その後、1960年代には、早くもアメリカの船を拿捕し、瀬戸際外交を開始。拉致事件が始まったころには、息子の金正日も権力を持つようになった。社会主義国で、世襲が行われたことも極めて稀だとういう。
これだけ、最初から最後まで、嘘で固められた政権に支配される国が隣にあって、かかわっていかなければならないのは、つらい状況だ。もちろん一番かわいそうなのは、北朝鮮の国民だが。
3回シリーズで、次回は、金正日への世襲の秘密を、最終回は、北朝鮮の核戦略についてをテーマにするらしいが、何故今さらこのタイミングで、この内容を放送するのかはよくわからない。
番組は、かなり信頼できる資料や証言により裏づけされており、ほぼ事実と思われる。番組によれば、旧ソ連が、朝鮮に親ソ国家を作るべく、金日成をリーダーに選んで、北朝鮮建国、金日成の政権基盤建設を全面的に支えたが、金日成は、だんだん個人崇拝のプロパガンダを始め(旧ソ連から見れば、想定外の暴走)、国内の親ソ、親中派を弾圧、建国の歴史をことごとく塗り替えた。ソ連、中国も振り回されるようになるが、政治的に重要な地域であったため、敵対するわけにもいかず、だらだらと、金日成の動きを放置せざるを得なかった。朝鮮戦争も、アメリカが参戦しないという金日成の独りよがりの読みで、勝手に始めて、逆に追い詰められたのを中国の援助で、ようやく停戦に持ち込んだのに、その責任は、全くとらなかった。その後、1960年代には、早くもアメリカの船を拿捕し、瀬戸際外交を開始。拉致事件が始まったころには、息子の金正日も権力を持つようになった。社会主義国で、世襲が行われたことも極めて稀だとういう。
これだけ、最初から最後まで、嘘で固められた政権に支配される国が隣にあって、かかわっていかなければならないのは、つらい状況だ。もちろん一番かわいそうなのは、北朝鮮の国民だが。