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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

深夜特急

2006年04月04日 | Books

この本の存在は、シンガポールのTSC(Takashimaya Shopping Center)の紀伊国屋にも売っていたので、知っていたのだが、日本で買うより、数百円高かったので、買わないでいた。帰国後、文庫化している6冊の内、2巻(マレー半島・シンガポール)、4巻(シルクロード)を、購入、読了した。
著者の沢木耕太郎氏が、80年代前半に貧乏旅行をした時の旅行記だが、流石良く書けている。うまい!!こういう旅をしてみたいなぁ、でもできないなぁという旅。20年以上前の話なので、今と様子も随分違っている。当時のシンガポールは、まだ相当めちゃくちゃローカルだったようだ。今は、随分すっきりしてしまった。ヒッピーの話も随分出てくるが、私が見た限りでは、今は、あまり流行っていないと思う(貧乏旅行すれば出会うかもしれないけど)。
この旅行記がヒントになって、進め電波少年の猿岩石のヒッチハイク企画ができたことを知った。いろんな旅があるが、人は、皆旅にあこがれながら、生きていると思う。人生そのものが旅だとも言える。この本は、読者のみんなにそう感じさせる本だと思う。

コメント
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