今日は、まさに春爛漫の散歩日和。ということで、横浜を散策した。
ルートは、横浜公園のチューリップまつり(きれい)→横浜人形の家(楽しい)→東西上屋倉庫(くしゅん)→横浜税関資料展示室(どきっ)→横浜開港資料館(ふむふむ)→横浜市開港記念会館(ついで)→伊勢崎町で大道訣ユり(人多すぎでよく見えない)のルートで、一万歩達成。
道行く人も多く、カメラを担いでいる人、写生をしている人、リッチそうな犬を連れている人など、それぞれ楽しんでいる。皆、心の豊かな生活をされてるなと思うと同時に、横浜もどんどんきれいになって、観光都市としても、充実してきているのかなと思う。
横浜観光ビューローの理事長に、最近髪を伸ばして学者風になった石坂浩二氏が就任した。報道によれば、おじいさんが、横浜市長を務めた平沼氏とのことで、横浜市が芸術拠点としての発展も目指していることから、これ以上の適任はいないだろう。今後のご活躍が楽しみ。
今日、リニューアルオープンした横浜人形の家だが、随分明るく、すっきり、誰にも楽しめる雰囲気になった気がした。前は、もっと暗くて、マニアックなイメージがあったように思う。入ると、横浜の港に関係する人形→世界の人形→芸術性の高い人形→企画展(今日は世界のセルロイド人形展だった)と、回ることになる。
入口正面に横浜の開港土人形が展示されていてうれしかった。なぜなら、我が家にも復刻・再現した時のものが1セットあって(12体)、いつも棚に飾ってあるからだ。説明によると、昭和2年に、牛田鶏村という画家がデザインし(すごい名前だ)、村沢春吉という人が(田舎くさい名前だ)人形を製作したらしい。開港当時の、日本を含めた世界各国の人の風俗を巧みに表現した人形で、見ていて楽しいものである。我が家のは、インド人の荷役人風の人形の首が折れてしまって(接着剤でくっつけてある)、買い直そうと思ったら、また生産中止になっているとのこと。この手のものは、欲しい時に入手しておかないと....
人形って、誰もがそれぞれの時代に、必ずお世話になっていて(我々の世代は、怪獣・ウルトラマン系)、でも一定の年齢が過ぎると忘れ去られていくもの。だからどの世代にも、昔お世話になった人形があって、ここにくれば、お世話になった人形に出会えるという仕組みになっている。
一階が軽食とみやげ物屋。みやげ物屋に入ったら、ビートルズのHELPが流れていて、店の前で、何でも鑑定団の北原照久さんが、道行く人に挨拶しておられた。横浜人形の家のプロデューサーになられたので、オープニングの日ということで、挨拶されていたのだと思う。
是非、横浜人形の家も、横浜の名物に育っていって欲しい。陰ながら応援します。