かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

最澄と天台の国宝

2006年04月15日 | Topics


先週末には、東京国立博物館にも行った。最澄と天台の国宝展を見るためだ。土曜日と会って、すごい人。内容については、東京国立博物館のH/Pにも載っているので、ご覧いただきたいが、中国から、いかに苦労して、密教を輸入したかも、よくわかる。歴史的にも、芸術的にもすばらしいものが、多数展示されているので、お時間のある方はどうぞ。感動しますよ。地獄絵が並んでいるコーナーの人だかりもすごかったが、宗教的な興味を持って見に来ている方も多いのかもしれない。
4/9までは、法隆寺宝物館で、天寿国繍帳と聖徳太子像が特別公開されていて、これらを見るのも、初めてだったので、印象的だった。この日本最古の刺繍は、江戸時代に継接ぎされたもので、原形は、わからなくなっているが、飛鳥時代に作られた部分は、聖徳太子が亡くなられた直後に、作られたものと考えられ、日本の創世記の生き証人のような刺繍なのである。聖徳太子の生涯を表した巨大な絵も展示されているが(やや痛みが激しい)、平安時代当時から、聖徳太子は神格化されていて、私達が、日本史の時間に習ったこととそう変わらない内容が、絵と文字で、描かれている。これらは、次回いつ公開されるのかは知らない。

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