此経啓助(これつねけいすけ)さんが書かれた、仏教力テストという本を衝動買いし、読んだ。
カコモンのごとく、問題、正解、解説という構成になっており、仏教に興味を持ち始めた初心者の方向け。受験生にも有効。単純な誤植もあり、安直な感じがしないでもないが、日本人の立場からの仏教の全体像を俯瞰するのにいいように思う。50%以上の正解で合格ということらしいので、私は合格。多分7割以上の正解率だった。元々は、石材店用の社員教育用に作ったらしい。
その直後、前にも書いた沢木耕太郎著の深夜特急のインド・ネパール編(追加で購入)を読んでいたら、此経という名が出てきて、もしやと思ったら、何と仏教力テストの著者と同一人物であった。何たる偶然。沢木氏が、カルカッタからたまたま行ったブッダガヤ(仏陀が悟りを開いた地として、仏教4大聖地の一つとされる)で、日本の大学の助手の職を投げ打ち、日本語教師としてブッダガヤに来たのだが、何かの行き違いからか辞令が下りず、半年たってもまだ教壇に立てない人と紹介されている。当時、ブッダガヤの日本寺に居候していたという。それがいまや大学教授だから恐れ入る。
沢田氏は、20年前ご丁寧に此経氏と対談までしており、それによると、此経氏がブッダガヤに居候していた時の年齢は32歳だったという(1942年生まれというから、1974年の出来事だったのだろう)。7年の滞在だったそうだから、サラリーマンであれば、まさに働き盛りの7年間、ブッダガヤに滞在し、帰国してから、大学教授にまでなったことになる。おまけに、立派?な本をたくさん書かれている。仏教力テストを書かれるにふさわしい経歴の持ち主であることが、図らずもわかった。
あっぱれ
カコモンのごとく、問題、正解、解説という構成になっており、仏教に興味を持ち始めた初心者の方向け。受験生にも有効。単純な誤植もあり、安直な感じがしないでもないが、日本人の立場からの仏教の全体像を俯瞰するのにいいように思う。50%以上の正解で合格ということらしいので、私は合格。多分7割以上の正解率だった。元々は、石材店用の社員教育用に作ったらしい。
その直後、前にも書いた沢木耕太郎著の深夜特急のインド・ネパール編(追加で購入)を読んでいたら、此経という名が出てきて、もしやと思ったら、何と仏教力テストの著者と同一人物であった。何たる偶然。沢木氏が、カルカッタからたまたま行ったブッダガヤ(仏陀が悟りを開いた地として、仏教4大聖地の一つとされる)で、日本の大学の助手の職を投げ打ち、日本語教師としてブッダガヤに来たのだが、何かの行き違いからか辞令が下りず、半年たってもまだ教壇に立てない人と紹介されている。当時、ブッダガヤの日本寺に居候していたという。それがいまや大学教授だから恐れ入る。
沢田氏は、20年前ご丁寧に此経氏と対談までしており、それによると、此経氏がブッダガヤに居候していた時の年齢は32歳だったという(1942年生まれというから、1974年の出来事だったのだろう)。7年の滞在だったそうだから、サラリーマンであれば、まさに働き盛りの7年間、ブッダガヤに滞在し、帰国してから、大学教授にまでなったことになる。おまけに、立派?な本をたくさん書かれている。仏教力テストを書かれるにふさわしい経歴の持ち主であることが、図らずもわかった。
あっぱれ