かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ヒルズ黙示録

2006年06月27日 | Books

新聞報道によると、シカゴ駐在時代、お世話になったシカゴトリビューン紙が売りに出されているという。どこの国も同じだが、あれだけの歴史と、地盤がある新聞社のオーナーが、変わっていくのはさびしい。
会社の所有者(もしいれば)は、もう少し先を見通して欲しいものだ。シカゴ駐在時代、値段がポンポン上がって(平日35c→50c→?)、ちょっと閉口したが、朝日、読売のような全国紙がない中、シカゴの代表紙で重宝していた。特に、週末のは、どっさり厚くて、広告も満載だった。値段も特別料金だったが。

最近読んだ本に、ヒルズ黙示録がある。4月末に発行された本で、ホリエモンの話が中心だが、読むと、今日仮出所した村上氏も真っ黒である。記載は、かなり詳細に渡っており、真実に近いと思うが、もし本当だとしたら、普通の投資家はいあることは間違いない。恐るべし。
ただ、これだけの調査を、民間のジャーナリストができたのは、頼もしい。マスコミは、大衆迎合と思われがちだが、しっかりしたジャーナリズムもまだ、生きていることを知った次第。この本のおかげで、村上氏が逮捕されたような気までしてしまう。

コメント
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