総裁選

いよいよ総裁選も近づいてきた。
N紙コラムニストのTさんの講演会を聴く機会があった。佐藤総理時代（私は、小中学生だった）からの政治記者だから、重みが違う。
小泉さんが、福田総理（福田さんのお父さん）時代からの、小泉さん（書生時代）も福田さんも知っている。
氏によれば、福田さんが、安部さんに対し、負け戦と分かっている総裁戦に出馬するわけはないとのご意見だった。お父さんの書生だった人の推す安部さんに負けるわけには、行かないということだ。福田さんが官房長官を辞めた時も、年金未納は口実で、小泉総理の無茶苦茶（特に北朝鮮外交）に対し、堪忍袋の尾が切れたというのが真相という。

一方、安部さんは、その右よりの姿勢が懸念されているわけだが、歴代首相を見ると、右よりの姿勢から、総裁になって、ちょっと中道によれるというのが、長期政権のポイントだという。
なかなか、その場、その場で、政治を見ている庶民には得がたい発想だ。
9月まで、駆け引きが続くのだろうが、いずれにしても、いい方向に国を引っ張っていっく人に総理になって欲しい。