
”実業之横浜”とは、何と仰々しい名前だろうか。100年前の横浜のビジネス雑誌だという。今、横浜開港資料館で、展示会をやっているので、行ってみた。
正直、本を手にとって見れるわけではなく、本の展示と、その中で、興味のありそうな写真の展示で、隔靴掻痒の感は否めない。他にどんなことが書いてあるか興味深々だ。
日本が西洋文明に出会ってから、50年足らずで、こんな分厚いビジネス雑誌が発刊されたのであるから、日本人の能力の高さと勤勉さには、驚くばかりである。残念ながら、その後、この能力を別の方向に使っていってしまうことになるのだが。
ついでに、横浜をぶらり。
県庁近くには、かろうじて、横浜の三塔が見える地点がある。

これが、その地点にあるプレートだが、銀杏の落葉と銀杏のつぶれたので、ぐちゃぐちゃだ(これでも少しプレートが見えるように整えた)。銀杏の葉で、塔もすっきりすんなり3本見えるわけではなく、首をかしげたり、背伸びしないと見えない。右から、クィーン、キング、ジャックの塔の方向を指している。

日本大通りは、言わずと知れた(浜っ子には)銀杏の名所。オーソドックスな構図で撮ってみた。日曜画家や、デジカメ族、携帯カメラ族の多かったこと。

これは、横浜スタジアム脇の、日本最古の日本人のための洋式公園である横浜公園の紅葉。東横インの看板は勘弁してもらうとして(最初にインチキが見つかった東横インだったと思う)、かなり美しい。紅葉を撮る場合、光や、絞りや、シャッターで、全然写りが違うので、私のもののような、バカチョンカメラでは、きれいに撮るのは、難しい。
ということで、天気に恵まれ、いい週末だった。