この前のレッドツェペリンの再結成ライブについては、先日触れた。2時間のライブに1000万円近く払った人がいたというから、いくら何でも行き過ぎと思うが、あの沢尻エリカさんが招待されていて、コンサート直後のすっかりご機嫌な姿が映し出されたのには、驚いた。何故あの不機嫌な彼女が招待されたんだ...?などと嘆いていてもしょうがない。
今日の日経を見ていたら、やはりコンサートを見た渋谷陽一さんが、べた褒めの記事を書いていた。
再結成ライブは、やはり往年の音楽を懐かしむという色彩が強く、全盛期と比較すると?(何か欠けるか、決定的に何か違う)という面が必ずある。当然、この再結成も、ドラムはボーナムの息子がやっているし、ボーカルのプラントもあまり乗り気ではないと伝えられていたから、そんなにすごい演奏ができる訳はないと誰もが思っていた。でも、この記事を読むと本当にすごかったらしいのだ。提灯記事を書いても何の得もないはずなので、本当にそう感じられたのだろう。
ということで、このメンバーでツアーをやることはもうないだろうから、ライブDVDが発売(リーズナブルな価格で)されることを期待したい。
この冬、ツェペリン関連では、3つの商品が発売された(狂熱のライブのリマスターCD+リマスターDVD。+新ベスト版)。写真は、(新)ベスト版だが、流石に、ちょっとやり過ぎ。前のベスト版も持っているし(その時も確か、メンバーが選曲したという宣伝だった)、おまけDVDの映像も、前のDVD版と重複が多い。
そういえば、今日の日経の記事で、2003年に発売されたそのDVD版が日本で、15万枚も売れたと知った。CRAZY。この話を知ると、レコード会社が、同じ音源、映像を使って、2匹目、3匹目の泥鰌を狙いたくなるものわからないわけではない。買うか買わないかは、消費者の判断次第だ。