さらに奥(南)に行くと、談山神社(たんざんじんじゃ)がある。雪の時には、バスも来ない奥地だ。中大兄皇子(後の天智天皇)と、中臣鎌足(後の藤原の鎌足)が、大化の改新の企てを、この裏山で行ったという。この神社の名前もここから来ている。
この十三重塔が有名だが、鎌足公の遺骨を納めたという。十三重塔を見るのは、生まれて初めてだった。
談山神社の建物は、ほとんどが重文に指定されている。これは、楼門。立派だ。
拝殿から、本殿を臨む。堂々とした造りだ。
総社拝殿。確か、布袋様が祀られていた。この前のスペースが、有名な蹴鞠が行われる広場だ。
神廟拝所から、十三重塔を見上げたところ。
山奥にあるが、大化の改新のころから、歴史上重要なお宮であった。
ちょっと遠いけど、見ごたえ十分の神社だった。