かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

奈良・桜のある風景その12 大野寺

2010年04月23日 | Nara ( Japan )


大野寺(おおのじ)は、枝垂れ桜で有名。当日も団体客が押し寄せていた。
元は、7世紀に役行者が開き、空海が、室生寺の西の大門と定めたという。



この白っぽい枝垂れ桜にまずため息がもれる。もしくは、団体客の嬌声があがる。しかし、見所は、それだけではない。




本堂は、小振り。



桜以外にも、この季節に合わせたように、様々な花々が咲き乱れているのだ。



ユキヤナギと桜。



八重桜も早くも満開?



モクレンも満開?



椿も満開?



見事だ。




何故か、紅葉も全開。



ただ、大野寺の一番の見所は、この鎌倉時代に彫られたという弥勒磨崖仏。後鳥羽上皇の勅願により造立された。大野寺からだと、宇陀川の向こう岸に彫られており、まさに彼岸の弥勒浄土に彫られた仏様である。とても優しい顔をしていらっしゃった。
コメント
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