
今日は、長野県の、平山郁夫シルクロードミュージーアムに行ってきた。
信州だなぁ。近づくと、山々も迫ってくる。

八王子、小淵沢と乗り継いで、甲斐小泉駅に到着。駅は、ミュージーアムのすぐ隣。

すばらしいデザイン。
今回、敢えてこの閑散期に訪れたのは、今やっているシルクロードシリーズと、敦煌シリーズが、来週で終わってしまうから。
やっぱり、第2展示室のシルクロードシリーズと、第5展示室のシルクロードシリーズが見ごたえあったかな?他の部屋が見ごたえなかったということではなくて、前も、同じ展示だったから。
特に、第3展示室の高句麗古墳の壁画はよい。
前回訪れた時に作られたものだが、このように見れるのは、世界で、たぶんここしかない。
北朝鮮と言うと、抵抗感があるが、文化に国境はある?
シルクロードシリーズは、見たことがある絵も多かったけど、敦煌シリーズは、すばらしいスケッチが展示されていた。
何度も行って、何度も同じスケッチをして、何度も作品に仕上げて。
一番有名な脇侍菩薩のスケッチが目当てだったのだが、その他にも、夥しい数のスケッチが残され、展示されている。
我々がスナップ写真を撮る感覚で、平山さんはスケッチを残した。

三分一湧水場の近くの石。昭和18年に山津波が来て、このあたりは、壊滅的な打撃を受けたのだという。
この岩は、その時、浮かんできた。湧水場は、その時一旦埋もれたのもを掘り起こしたそうだ。
3.11も、このように語り継がなければ、ならない。

三分一湧水場。
手前で湧き出る水を、信玄が3つの地区に分け与えたという。

近くに、古戦場跡があったが、長野から攻めて来た時に、信州の信玄がここで返り討ちにしたそうだ。兜などが、発掘されるという。
今も昔も、つまらないことに、エネルギーを費やしてきた。

甲斐小泉駅。南アルプスがすばらしい。

甲斐小泉駅構内。
ステンドグラスも可愛らしい。
乗降客は、一日20人ぐらい。
確かに、降りた時は3人。乗った時も3人だった。

小海線の標高図。当駅は、1044.2m。

これは、ハイブリッドのディーゼル機関車。
派手さはないが、中身はたぶん凄い?

武田信玄の食事に因んだ駅弁だそうな。
干しアワビが、素材としては、目立ったかな?
信州の、花粉抜きの、素晴らしい空気を、満喫できた。