かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

黄砂来襲!

2013年03月10日 | Yokohama ( Japan )



今朝、インドネシア・ジャカルタから、夜行便で帰ってきた。
リンカーンを見てみたら、正直面白くない。アメリカ人が、自国の歴史物として見るならともかく、なかなかエンターテイメントとしては、理解しにくいのではないか。

帰ったら、すっかり春の陽気だったので、ちょっと横浜に出てみた。
そしたら、凄い風で、その風に乗って、黄砂来襲。
ここまで、濃厚な黄砂は初めてみた。条件が、整いすぎたのだろう。
なかなかシュールな写真が撮れた。



最大の目的は、横浜美術館で開催中の、”ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家展”。
横浜美術館は、キャパの写真を多数所蔵しているが、そのすべてを展示するのは初めてという。
ゲルダの写真展は、そもそも日本初という。
結構客が多くてびっくりした。
それも、沢木耕太郎効果が大きいだろう。
私も、偶然、沢木氏の講演にいったら、キャパネタで、その後も、雑誌で連載されていた、キャパの写真を見続け、NHKスペシャルがあり、沢木氏の単行本が発刊されということで、波状攻撃を受けている。
本展覧会が、その集大成ということか。

ゲルダとキャパの二部に分かれているが、見ごたえ十分。かなり全体像がつかめる。
当時は、INGの写真としてもてはやされたわけだが、今は、歴史の証拠写真としたの価値が増している。
有名政治家や、有名画家、女優、作家などの写真など、戦場と関係ない写真、1950年代の日本の写真(外国人から見た)なども興味深い。
3/24まで。季節もよくなってきたので、写真や、近代史に興味のある方は、横浜散歩ついでに、足を運んでみてはいかが?



次に行ってみたのが、横浜開港資料館で開催されている”スポーツがやってきた!”展。
横浜は、文明開化時に、西洋文明が大量に流入した場所として知られるが、スポーツもその代表格だ。
現在、人気のあるスポーツは、ほとんどその時に始まったと言っても過言ではない。
そして、そのほとんどが横浜スタートだった。
例えば、ゴルフは、どうも今の根岸の森林公園のところにあった競馬場の場所に、最初の9Hの根岸ゴルフ場が作られたようだ。1906年のことだったという。
当時、横浜VS神戸というゴルフ大会があったという。
程ヶ谷も歴史が古いことで有名だが、根岸ゴルフコースにはかなわない。



何と、今日は、横浜都市発展記念館で開かれている、姉妹企画展である”ベースボールシティ横浜”展が無料という。
おまけに、両方行くと、カードがGETできる。ベーブルースが戦前来日した時の、貴重な写真のカードをいただいた。ラッキー。

展示内容は、まさに横浜で初めてベースボールが行われた時から、横浜での野球の歴史。
時々(と言っても、最近ご無沙汰だが)甲子園にも出る、Y高が、古い歴史を有していることを知った。
戦前、ルーゲーリックや、ベーブルースが来日して、大暴れしたことは有名だが、今の横浜スタジアムの場所でもゲームをしている。
それに因んで、戦前は、ゲーリック球場として親しまれたが、敗戦後、接収され、横浜公園平和球場として再スタート。そこに、今の横浜スタジアムが建設された。
私が、学生の頃のことで、根岸線から、工事の進捗状況を眺めていたものだ。
ベイスターズの現状には寂しさを覚えるが、是非、この歴史にふさわしい活躍を期待したいものだ。
野球ファンに、お勧めできる企画。



今日は、当博物館の10周年のイベント尽くしデーだったようで、夕方には、ゲルの解体ショー?をやっていた。
意外と大変そうに見えたけど。

コメント
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