
バンテアィスレイは、ちょっと離れたところにある小さな寺院だが、その美しさ故、訪れる人は多い。
2001年に最初に行った時は、道路も舗装されておらず(実際車が途中でパンクした)、冠水で、通行不能になることがあるなど、秘境扱いだった。
今や、道路も舗装され、1時間強で到着する。
着いたら、すっかり観光地化されており、またまたびっくり。

しかし、寺院の方は、美しさを保っていた。
この門の最初のレリーフでまず驚かされる。
彫りが深いのに、すごく細かい。おまけに、赤砂岩で美しい。

参道には、リンガ(シバ神の象徴)が、日本の灯篭のように立ち並ぶ。

レリーフの題材は、みなヒンドゥ教のいい伝えを表したものだ。

寺院全体の写真。こじんまりした寺院であることがおわかりいただけると思う。
アンコールワットなどより、前の時代の寺院になる。

寺院入口のレリーフ。

まだスイレンの花が咲いていた。