かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

世界の一流が必ず身につけている西洋美術の見方

2019年08月28日 | Culture・Arts


本書は、本屋で見つけた。
この手の本は、既に何冊か読んでいたが、出たばかりだったのでゲットしてみた。

なかなかよくできている。
この薄さで、西洋美術の流れをフォローするのは、元々無理なのだが、その無理を、どうにか無理じゃなくしている。

西洋美術の流れを、割り切りの代表作で、うまく説明している。
確かに軸ができていれば、そこに枝葉をつけていくことも可能だ。

事実、日本とヨーロッパは遠いし、その歴史もよく知らないから、どうやって進展したかもよくわからないところがある。
本書は、その辺をうまく説明してくれるし、描法などディテールもちょっと触れていただいているので、薀蓄も語れるようになるかも。

色刷りで、綺麗なので、読みやすい。
見た記憶があるのに、絶対見たはずがない絵もあったが、先日の大塚美術館で見た絵だった。
本書に出ている絵の半分は見ていると思うが、さらに現物を見たいという向きには指標にもなるだろう。

洋画初心者に打って付けの本。
コメント
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