かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

こころのこけし

2019年08月04日 | Books
今日も厚い一日。
再来週から、夏休みなので、その準備など。



”別冊こころのこけし”があるなら”こころのこけし”もあるだろうと検索したら、AMAZONで、古本がリーズナブル価格で出ていたので早速ゲット。

権田さんのこれまでの収集品の一部がきれいな想定で紹介されており、すばらしい一冊だった。
3,000本もお持ちというから、全部載せるのは、絶対無理。
INGで購入したものがほとんどのため、いわゆる名品と呼ばれるものはないが、高橋武蔵との出会いから、3.11後の収集品まで、作者毎に、適度な解説と共に紹介されている。
伝統こけしの入門書としても耐えうる網羅性。
これだけ、長い期間こつこつと収集した方は、ほとんどいないのではないか。
昭和40年代のブームの時に収集した方はいただろうがその後、人気は低下していた。

本書を出版するきっかけは、3.11だったという。
確かにこのようにまとめていかないと、伝統は消えていってしまうし、コレクションも散逸してしまう。
別冊とペアで、すばらしい。
こけしに関する古い本も紹介されており、こちらも貴重。

この値段では、足が出たと思うのだが、どうしたのだろうか。
コメント
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