今月から始まる大河ドラマのガイドブックが並び始めた。
似たような本が並んでいて、迷ったが、産経さんのをゲット。
読んでみた。
内容は、オーソドックスだが、脚本がたぶん16回までしかできていないないようで、完全版が、初夏頃出るのだそうだ。
あまり重複がないことを祈るが、そこまで待ってられないので。
出演者の写真と役どころが最初ずらっと出てくるが、さすが、NHK大河。
豪華だ。
役者としても、大河に出ることは、今もステータス?
紅白歌手といっしょ?
これからも、どんどん発表になるだろうから、これも、完全版待ちか。
次に、渋沢の生涯を語る上でのキーワードが10示されるが、これもまともだし、ポイントを突いている。
特に、渋沢の前半生については、あまり知られていないので、初心者にはいいだろう。
そして、たぶん脚本からまとめた、回毎のストーリー。
幕府の動きと、血洗村の動きをシンクロさせる作りで、これはいい。
16回で、やっと円四郎が暗殺されるところまでたどり着く。
そうすると、これから洋行して、静岡で仕事して、明治政府に仕えて、民間に移って.....まだまだ話はあるのだが、特に、企業家になってからは、がらりと趣が変わるので、これをどうやってドラマに落とし込むかは見どころ。
結構、その後の話の方に興味を持っている視聴者も多いかもしれない。
自伝等では出てこない人物も入っているようだが、架空ではなく、実在の人物で、もしかすると他書では、登場する人物なのかもしれない。
それから、関係者へのインタビューが並ぶが、特に、お孫さんがご存命とは知らなかった。
大正11年生まれで、貴重な記憶が多数。
まさに、生き字引的な方。
そして、ゆかりの地紹介、地元の味覚、工芸紹介などが続くが、結構知らなかったことも多く、興味深かった。
ということで、意外と知らないことが多いことを知らされた1冊。
これ1冊で、ドラマをより楽しめること、間違いなし?