フランク・ザッパ攻略ガイド

今日の日経の渋沢特集は、凄い。
新大河前の宣伝の凄さは、いつものことだが、経済界こぞってというのは、あまり記憶がない。



FRANK ZAPPA の名は、昔から知っているが、音自体は、他のコンサートの中での演奏しか聞いたことがない。
あまりにも異端感が強かった。

和久井さんが、攻略本を出すというので、ゲットしてみた。

発売順ではなく、録音順に、アルバム解説を1～2頁づつ丁寧に、和久井語？で説明。
そもそも本書の元は、10年前ぐらいにできていたそうだが、震災もあり、お蔵入りになっていたようだ。
再度企画が持ち上がり、その後も出たアルバムも加え、（現時点での）完全版としての発刊となった。
ボツになった、当時はご存命だった奥様(ゲイルさん）とのインタビューもこっそり掲載。
よき理解者、もしくは、ヨーコさん的？な、ビジネス感覚もお持ちだったようだ。

本編のアルバムの方だが、とにかく多作。
その時々の気持ちのままに、回りを気にせず、出しまくったという感じ。
当然、チャートインした作品も少なく、それでも、亡くなるまで制作し、演奏し続けた。
読んだだけでは、訳がわからないが、それを、解説される和久井さんもすごい。

薬は、当時のミュージシャンとしては、珍しく、まったくやらなかったそうで、メンバーで、薬の使用が、発覚すると、除名していたそうだから、徹底している。
そのため、貴重なメンバーも失ったようだが、信念を貫いた。
映画やら、アコのみの作品やら、とにかく、手当たり次第。

ということで、アルバムを聴いてみようと思ったのだが、どこから手を付けていいか。

一番と思われる、ベスト盤と、ライブ盤を、本書を参考にゲットした。
さて、追加でゲットする気になるかは、聴いてからのお楽しみ。
廃盤になっているアルバムも多いと思うが。