かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

北原照久こけしコレクション展

2021年02月05日 | Tohoku ( Japan )


京橋のエドグラン地下1階で、北原照久こけしコレクション展をやっている。
このスペースでは、北原さんのコレクション展を常時やっているが、展示替えが、年に数回ある。
以前にも、紹介したことがあったが、北原さんが、こけしも集めておられるとは知らなかった。
こけし収集家から、コレクションをまとめて引き取ったようだ。



ちょうど私が、小学生から、中学生にかけて、仙台に住んでいた昭和40年代のこけしが中心で、なつかしいものばかり。
今となっては、貴重。
保存状態もよい。

なかなか壮観。
簡単な説明がついていて、こけしを知らない人にも楽しめる。
産地毎に、デザインや、形が違うので面白い。
それぞれ、特徴がありながらも、かわいらしいのが、こけしのいいところ。



工人さんとの記念写真も。
私も、親に連れられ、伊藤松三郎さん、伊藤松一さん、佐藤守正さん、大沼健三郎さんらの工房にお邪魔して、こけしができるのを、じっと見ていた記憶がある。
見事なものだった。
ろくろの作業は、練習すれば、できるかもしれないが、顔を描くのは、容易ではない。
それを、いとも簡単に、すいすいと。
実家に、写真は残っているのだろうか。



佐藤巳之助さんも人気工人で、親が工房によく通っていた。
当時、一般のお店には並んでいなかったので、直接買い付けたのか、知人から譲ってもらったのか。



これは、別ジャンルだが、上皇様のご成婚の時には、このようなものも作られていたらしい。
今では、ちょっと考えられないが。
いかに大フィーバーだったか。
もう60年以上も前のこと。
コメント
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