かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

桂川沿い散策その① 松尾大社

2021年07月01日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )
今日は、大雨。
災害にならないといいが。



先週の土曜日は、京都の桂川沿いを、散策。
桂離宮の予約が、午後1時で、ラッキーにも取れたので、その前、散策してから、桂離宮に向かうコース。
まずは、松尾大社。
1回じっくり見て、1回、夕方に訪れて、3回目なので、簡単に。



今回は、本殿ツアーにも参加したので、いろいろ勉強になった。
神社がカバーする社域は、京都では、伏見稲荷に次いで、2番目という。
京都最古の神社と言われ、元々松尾山の神霊を祀っていたが、ここに移り住んだ秦氏が今の形の原型を作ったと言われる。



お酒でも有名で、地元の酒蔵が、年2回、よい酒ができることを祈る。
奉納された酒樽も迫力がある。



磐座は、山の上にあるが、許可がないと立ち入れない。
昔の姿が、残される。



ここの有料地域に入るのも2回目だが、見ごたえがある。
まずこの庭が立派。
上古の庭(磐座風)、蓬莱の庭(鎌倉風)、曲水の庭(平安風)からなる。
そして、神像館の神像は、重要文化財に指定されている日本でも最古の神像になる。
仏像は、当初日本にもたらされた時からあった訳だが、神像は長い間作られることはなかった。
今も、普通は、鏡に向かってお祈りする。



霊亀の滝。
酒の元水として、造り水に混和するという。



蓬莱の庭。
茶屋の脇の外にあって、前回見落としたかもしれない。
中国の人が、東海中に不老不死の島があると考えたのが、蓬莱の島。
素晴らしい。



11時から本殿に入れるというので、参加した。
写真は撮れないが、拝殿越しでしか見れない本殿をまじまじと見れる。
大修理が終わったところで、素晴らしい姿が拝めた。
両流造という屋根で、前と後ろが、同じように伸びている(普通は、前が長い)。
この形は、厳島神社と、宗像大社ぐらいだという。

葵の御紋のある箱棟も珍しい姿。
こちらも今回入れ替えられており、以前のものは、中に展示されている。



外にはお酒資料館が。
思わず、お土産をゲットしてしまった。
コメント
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