かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

CODA(最終章)

2015年09月15日 | Music


本アルバムは、ジョンボーナムが亡くなってから出た、オムニバス的なアルバムで、正直まともに聴いたことはなかったが、統一感はないものの、特徴のある8曲が収められている。
しかも、かなりいい。
たぶん、曲が悪かったというよりは、アルバムのコンセプトにはまらなかったから、ボツになった曲たちなのか。
特に、既に亡くなっていた、ジョンボーナムをフィーチャーした曲が際立つ。
この迫力は、凄すぎ。

解説によると、ジョンボーナムが亡くなったのは、1980年9月25日で、解散を発表したのが、1980年12月4日という。JLがなくなる4日前だ。私が、社会人になる寸前。何となく一つの時代が終わった時期なのか。

元々のアルバムが、よせ集め的なものなので、おまけCDも、同じレベルで、聴くことができる。レベルが高く、新境地を思わせる曲もあり、ジミーペイジの編集努力には、頭が下がる。

1972年にインドで録音されたというボンベイオーケストラとの共演曲もユニーク。ハードロック一本ではなく、初期から、いろんなチャレンジをしていたグループであったことがわかる。
私にとっては、初めて聴く曲も多く、曲毎の解説がもうちょっとあるとよかったかな?
そういった向きには、超デラックス版をどうぞという訳か。

有名曲のデモバージョンも入っており、蔵出し大セールという感じ。
本プロジェクトの最終章にふさわしいすばらしい出来!
本プロジェクトに、最後まで付き合って良かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PRESENCE

2015年09月14日 | Music



本アルバムは、たぶん、ツェペリンのアルバムをINGで、ゲットした最後のアルバム。
1976年に出たらしいから、高2ぐらいだったのか。
ストレートなロックに戻ったなという印象を受けたのを覚えている。

そして、また、リマスター版を聞いているわけだが、まさに、ツェペリンロック炸裂と言っていいだろう。
ベースは、若干地味だが、ギター、ボーカル、ドラムが、最初から最後まで、全速力で駆け抜ける感じ。
最初の曲が、アキレス最後の戦いで、まさにこのアルバムを象徴している。

おまけは、ほとんどreference mixと呼ばれるもので、トリム前というか、作成途上の感が強く、いいライブ音源とかなかったのかなとも思う。
当時は、もう新しい曲、ライブで、あまりやってなかったんだっけ?
その中で、一曲、アルバムに入っていない10 Ribs & All/Carrot Pod Podという曲があり、2曲を合体させた曲のようだが、興味深い。
曲風もまったく違い、ジョンポールジョーンズの曲だったのかな?
違った意味で、なかなかいい曲だ。
この曲をボツにする余力があったということか。
いや、たぶん、このアルバムは、ハードロックで固めようと誰かが言ったんだろう。

そう言えば、その次の、ロイヤルオルレアンのボーカルにもぶっとび。
この2曲は、おまけの目玉かな?

ということで、もちろん満足!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SADAO WATANABE ORCHESTRA

2015年09月13日 | Music
今日は、前半は、家の整理。
来週、洗濯機と、エアコン3台、入れ替えることになって、作業をできるようにするのがたいへん。
結局、終わらなかったけど。



午後から、おでかけ。
まずは、横浜高島屋でやっているわが街・ヨコハマのあゆみ展。
戦後70年のヨコハマのあゆみを、写真で綴っただけの展覧会だが、見ごたえあり。
みんな(私も含めて)、写真を指差しながら、想い出を語っている。
写真の力は、大きい。
そして、戦後の歴史におけるヨコハマの存在感を再認識。



それから東京へ。
花咲舞のロケで使われている二本のビルが、見える。
そういえば、わが町でも、今日、ロケをやっていた。
なんのロケだったのか。
消防車とか、パトカーがいたので、刑事ものか。



KITTEの屋上からの東京駅。
駅前の工事が、最盛期だ。



今日の目当ては、コットンクラブ。
ナベサダのコンサート。
この写真では、ちょっと暗くて見えないけど。



3日連続の最終日。3日間とも即SOLDOUT。
某女優さんご夫婦も、お見かけした。



作年末にやったフルバンドのメンバーが再結集しての3日間限りのコンサート。
中休みがあって、前半が、まさにそのコンサートの再現。
後半は、渡辺さんのやりたかった曲のオンパレード。
メンバーも最高。
ステージに向かって右横の席だったが、ピアノ、サックス(ナベサダ)が、こちらを向くシチュエーションで、この二人が、全体をコントロールしていることがよくわかった。
軽快な曲、メローな曲、自由自在。
各メンバーの見せ場も、うまく配され、完成度の高いショーだった。
なかなかこれほど質の高いショーは、見れない。
すばらしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レノンとジョブズ

2015年09月12日 | The Beatles
今日は、久しぶりにいい天気で、朝からゴルフ。
ドライブ中に、地震があったらしいが、気付かなかった。
震度4程度では、高速運転中でも、気づかないことを知った。

先日、ビートルズ小物をゲットしたお店で、こんな高いもの売れんだろうと思っていたものが、見事売れていた。
世の中奥深いというか、クレージーというか。



本書は、細野晴臣さんが、書評でほめていたので、ゲットしてみた。
レノンとジョブズに、交流があったという話は、聞かないので、どんな内容かと思って読み進んだが、レノンとジョブズに共通する人生観、東洋への思い、等を、著者の気の向くままに、突っ込んだり、流したりしてみたという感じで、読者の興味により、本書の評価は、変わるだろう。

特に、共通点は、みな感じているだろうことで、本書の最後に45項目に渡って箇条書きにまとめられている。
本書の題名に期待する向きは、このまとめだけで十分なのだが、時々ディープに突っ込むところが刺さると、面白い本ということになる。

キーワードは、foolishか? 確かに、二人とも度を越した狂人だったとも言えるだろう。
そして、その元は、1960年代から、70年代にかけて流行ったカウンターカルチャーにあり、そこに東洋的な匂いが入り込んでいる。
確かに、そうだ。
天才と、狂人は、紙一重って、昔から、言ったっけ?

ビートルズや、ジョブズについての新発見というのはないが、その二人が、成し遂げたこと、その成し遂げたことの背景にあったものを思索するのには、もってこいの一冊。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記念SUICA

2015年09月11日 | Topics
今回の雨は、とんでもない規模だった。
被災された方々には、心から、お見舞い申し上げる。
今日は、奇しくも、9/11。
防災の意識を、高めねばと思うのだが。



もう先月になるけど、ようやく東京駅100周年記念SUICAが届いた。
苦節8ヶ月?
当日、東京駅に行った者としては、感慨深い。

まぁ、届いたら、想定内のものだったけど、デザインとして、確かに、優れている。
オリンピックのロゴもこんな感じで、万人の共感を得られるようなものだったらよかったんだけど。

考えてみれば、あの頃から、お粗末な事件が多くなってきたような気がする。
これも、日本の高齢化と無縁ではあるまい。

百戦錬磨のベテランが、定年で退職し、その下で、何となくちゃんとやれていた我々世代が、最終決断をする世の中になっている。でも、瀬戸際での、ギリギリの決断経験に欠ける。
失敗の本質は、大事にしている一冊だが、その辺のリスクを、浮き彫りにした本だ。

経験が少ないのはしょうがないのだが、それを自覚し、いろんな意見を聴いた上で、判断をすることが大切だろう。

SUICAの場合、逆に炎上商法的な効果で、中途半端に手渡し販売するより、莫大な売上を計上できた。
いろいろコストもあるのだろうが、災い転じて福となしたケースかもしれない。

オリンピック絡みのゴタゴタも、災い転じて福となすという結末でお願いしたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする