かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズ・ソロ 作品読解ガイド(3)

2016年05月11日 | The Beatles



今日は、ジャンボの発売日。
今回は、熊本の被災地支援に、一部使用されるという。
是非と思う。



秋山直樹さんの、ビートルズ作品読解シリーズは、たぶん全部付き合っていると思う。

本書は、元ビートルズの活動が比較的おとなしかった1977年から1985年を取り上げており、地味感はいなめないが、その中で、光る名曲も数々生まれていたことを思い起こさせた。
本書のユニークなのは、4人それぞれではなく、発表時代順に忠実に歌詞を読解していることだ。

秋山さんにかかると、日本盤の訳は、大きな勘違いだらけだし、元のビートルズの歌詞の文法にも問題が多い?ことがわかる。

この期間のビッグニュースは、ポールの日本での逮捕と、ジョンの射殺事件だろうか。作品にもその影響が。
特にジョンの死去が大きな事件であったことが、改めて、認識された。
ビートルズのおかげで、英語アレルギーがなくなった。

感謝の気持ちも込めて、本シリーズに付き合い続けたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕のビートルズ音盤青春期Part2

2016年05月10日 | The Beatles



牧野さんのビートルズ音盤青春期の第二弾が出た。
また、牧野さんのイラストと、ドラマティックな文が冴え渡る。

前回判明したように、牧野さんと私の年代は、ほぼ同じで、音楽体験もかなり重複する。
牧野さんも、社会人になって、ビートルズへの関心が薄れた時期があったようだ。
私の方が、少しは、関心が続いていたようにも思うが、それでも、JLが亡くなって、残った3人の活動も散慢になった時期があったのは、事実だと思う。

ところが、90年代になって、俄然活動が活発化し、ファンが戻ってくる。ポールも初来日を果たし、ジョージもエリックと。そして、アンソロジーシリーズ。
音も、いろんなバージョンで、出だすが、モノ盤、アナログ盤に凝りだしたのも、私と同じ。
ちょっと違うのが、ハイレゾにのめり込んでらっしゃるところ。
私は、機材が追いついていない(音源はちょっと持ってるけど)。

そして、ポールのリバプール公演に合わせたF親方(最近、毎月司会役のF親方にお会いしているが)とのイギリス珍道中。
この珍道中が、かなり私の8月のイギリス旅行にかぶる。
まったく被っていないのが、ジョージの住んでいたフライヤーパークぐらいか。
でも、中には、入れなかったとのことなので(昔、中村雅俊さんが招待された話を読んだが)、それだったら、もうちょっと行ってもいいとこがあるような気もしたが。

そして、最後は、ポールの武道館。私といっしょにコンサートを見てらっしゃたわけだ。
それにしても、完璧なフィニッシュ。
見事な一冊!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE BEATLES 完全ガイド最新版

2016年05月09日 | The Beatles


とめどもなくでるビートルズ本。
本書は、シンコーさんから。
とりあえずゲットしてみたが、どこかで見たような記事も多く、書き下ろし部分がどこだったか、特定する気力もない。
小さな注釈を見ると、過去のミュージックライフや、クロスビートに掲載された記事の寄せ集めのようだ。
だから、読んだこともないものも含まれている。
いずれにしても、再び載せるぐらいだから、いい記事と自負しているものを厳選したものだと信じたい。

ということで、ビートルズ初心者なら役にたつが、中級者以上であれば、どこかで読んだような内容ばかりで、なかなか評価が難しい本。

ということで、私にとっては、昨年出たビートルズ1+の記事のみ、興味深かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BEATLES GEAR

2016年05月08日 | The Beatles
GW最終日。
次なるフォトブック作成のために、1日使ったが、作れば作るほど、欲が出てくる。
本の製作者は、いつもそう感じながら作られているのだろう。



BEATLES GEAR のULTIMATE EDITIONが発売された。
何代目か忘れたが、出るたびに充実度が増し、ついに、究極版登場?
新事実が発見されたり、その楽器が使われた背景等が加えられたり、これでもかという内容になっている。

JLの新たに発見されたギブソンJ-160Eや、アンプコーナー。RSのドラムセットのコーナーも充実。見たことのない写真も多数掲載され、ビートルズに興味のある人、楽器に興味にある人、マニアックな割には、いろんな層に楽しめる内容になっている。
ビートルズのロゴが最終になるまでの変遷も面白い。

日本公演時のリハーサルの写真、バックステージの写真も。ステージで、スピーカーを途中で、変えたとは、気付かなかった!

アビーロードを制作中の4人の姿の写真も初めて見た。
4人そろった演奏する写真は、最後の写真になってしまった。
ひたすら音作りに専念する4人の姿が、眩しい。

ビートルズファンには、マスト。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場

2016年05月07日 | Other Eastern Japan


富岡製糸場には、世界遺産に指定されて以来、行きたいと思っていた。
もちろんその歴史的価値に興味があったのだが、横浜と縁の深い製糸場という意味での興味もあった。
GW明けでどうかと思ったが、適当な人出で、何より、天気が最高。
開場の9時に合わせて着くように行ったのだが、効率よく楽しむことができた。
家からDoor to Door で、ちょうど2時間。
この時間に行けば、駐車場も大丈夫。



ガイドツアーに200円で参加することができる。
1時間弱で、富岡製糸場のことを知るのには、うってつけだった。
入口の中央には、明治5年の碑が。
明治5年の建物が、残っている事自体すごいことだ。
東置繭所と呼ばれ、フランスの技術の粋を集めた建物だ。
レンガはフランス積みと言って、縦横、ジグザグに積んである。
木骨煉瓦造りと言われる工法だ。
日本にまだなかった技術ばかりだった。
1階が、事務所、作業所、2階が乾燥した繭の貯蔵所とした使用された。
国宝に指定されている。



長さ104.4m。



女工館。フランス人の女性教師の住居として建設された。



ここが操糸所。
繭から生糸を取る作業が行われた。
工場の、心臓部と言える。



長さが140mもある。
国宝に指定されている。1987年まで実際に片倉工業が操業していた。
この製糸場は、官営→三井→原→片倉と引き継がれていった。
片倉工業は、操業停止後も、年間8000万円かけ、この製糸場を維持していたという。
すばらしいことだ。



柱がないのは、このトラス構造による。
これも、フランスからの最新技術だった。
窓ガラスは、全てフランスからの輸入だった。
日本ではまだ作れなかったのだ。



この機械は、昭和40年代以降に使用されたもので、ニッサン製。
まだ動くという。
当初は、もちろん手作業の女工さんが、ずらっと並んで作業をしていた。



指導者とした雇われたブリュナの家。
重文に指定されている豪邸だ。
破格の条件で、政府に雇われていた。



寄宿舎。
立ち入りはできない。



東置繭所内での座繰り実演。
生糸は、髪の毛の半分ぐらいの太さだが、元々の蚕糸を10本程度よったものだそうだ。



西置繭所は、改修中だが、ヘルメット借り賃200円で、中を見学できる。
ちょうど瓦が全部はずされたところだった。



修理現場から、製糸場を見下ろす。
煙突も戦前のもの。



鉄水溜。重文。
日本でも明治8年製で、国内最古のもの。
海外から輸入して、横須賀で、製作したという。
生糸の製造には、きれいな水が必要だった。



東置繭所の避雷針。
デザインが、チャーミング。
雷の多い地域ということで、この避雷針のおかげで、雷にあわずに済んだのかもしれない。
見学時間約2時間で、満喫。



名物のおっきりこみうどん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする