
NHKでの4回シリーズをテーマにした本。
双子を出産した杏さんが、ナビゲーターで、ご覧になった方も多いかもしれない。
兵馬俑、バガン、縄文、アンコールがテーマだが、一番興味あったのは、バガンかもしれない。
これまで、鎖国同様の状態だったため、このような番組に取り上げられることが少なかった。
そういう意味で、目新しさが、あったのではと思う。
宗教の、人生における重要性もたぶん一番かと思う。番組では、その辺のミャンマーの人々の考え方にも踏み込んでいた。
仏教を信じ、功徳を積むことが、人生において大きな意味を占める。
兵馬俑の番組は、たまたま兵馬俑展をやっているので、その展覧会を見た人は、やや既視感あり?
縄文文化の三内丸山遺跡は、一度訪れたい遺跡。今までの縄文文化のイメージを360度ひっくり返したし。
アンコールについては、何度か訪れたし、勉強もしたので、新味は少ないが、仏教とヒンドゥ教の混じり方には、新たな発見もあり、興味がわいた。
巻末に巨大遺跡のリストがついているが、治安の関係から、行きにくいところも含まれていることが残念。
行ける時に行かなければと思った次第。
映像の方は、本当に美しく、永久保存版にふさわしい、充実したプログラムだった。