かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

展覧会×2

2019年01月26日 | Culture・Arts


今日は、久しぶりに、展覧会のダブルヘッダー。
まずは、トーハク。
花は、チューリップだけど、まだ風が寒い。



顔真卿を中心とした書の企画展。
国内外のものを交えて、顔真卿のみならず、総合的な展示になっていた。



ほぼ漢字の歴史をなぞるような展示になっていて、特に、唐時代の展示が充実。
故宮から、初来日の名品も含めて、二度と拝めないような、貴重な書が多く展示されている。
顔真卿は、安史の乱で、親戚を多く失っており、それを嘆く書が一番の目玉になっている。
唐時代が、そのまま現代にタイムスリップしたような感覚だ。
中国人の客が多いが、漢字が読めるので、有利?
書に興味のある人は、これだけ名品が揃う機会は、そうないので、是非お勧めする。



上野から六本木に移って、北斎展へ。
こちらも、北斎の作品が、年代別に、多数展示されている。



これは、銭湯の、組立セットだが、極めて多彩な題材を、様々な手法で表現し続けた天才としかいいようがない。
どれだけの作品を残したのか。



これは、お土産で買ったすごろく。
東京から、湘南にかけて、知っている名所が多く出てくる。
鎌倉の大仏が、深沢のところにあったのは、嬉しかった。
横浜近辺の絵巻にも、知ってる地名がたくさん。
もちろん超有名な名作も。
こちらも、是非訪れて欲しい展覧会。
こちらは、欧米人が多い。



建設中の国立競技場が見えた。



ついでに、シャドーボックスの展覧会へ。
趣味の世界で人気だが、題材な多彩さに、びっくり。
このようなジャンルのが好きなんだけど。

ところで今大坂選手が勝利。
グランドスラム連覇、ランキングNo1。
おめでとう。
凄過ぎ!

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ジャポニズム

2019年01月25日 | Books



本書は、書店で見つけてすぐゲット。

ジャポニズムに関する企画展は、結構見たが、本書は、総括的かつディティルにも踏み込んでいて、すばらしい本だった。

ジャポニズムというと一部芸術家の世界の話かと思っていたら、庶民も巻き込んだ、もっと大きなムーブメントであったことがわかる。
アヘン戦争時代から、中国とセットで欧州に流入し、江戸時代の開国に伴い鎖国で閉ざされていた日本の文化が、大きな驚きを持って欧州に持たされた。

欧州の文化とは全く違う文化が、極東で、このような高いレベルで存在したというのはまさに驚異であったろう。
あらゆる分野で、欧州に流入したわけだが、芸術以外の分野のもの以外は、残らず、ジャポニズムというと、芸術の世界の話のように見えるようになった。

そのムーブメントは、19世紀から20世紀初頭まで続いたが、アールヌーボーの流れに同化していった。
逆輸入の流れも顕著になった。

芸術の面で言えば、黒の使い方、画面をばっさり切る構図、シンメトリーを無視する配置、一律でない線の使い方。
驚くべき感覚が、数百年続いた、江戸の世界で培われていたのだ。

最後に、現在の欧米での日本のアニメブームが紹介される。
実は、150年前の再現なのか。
それは、まだわからない。

本書は、それを新書というコンパクトな中で、バランスよく、網羅的に解説した、すばらしい本と思ったのだが、いかが?

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オランダ・ベルギー絵画紀行 その6 アムステルダム ゴッホ美術館

2019年01月24日 | Europe・Middle East・Africa

大坂なおみ、凄い。
あと、1人?



アムステルダムでは、まず、国立美術館に向かったが、途中、JLが泊まったHILTONが。
50周年?



ゴッホ美術館。
こちらは、別館で、黒川紀章設計。
ゴッホとは直接関係ない、斬新な展示がなされていた。



公園をはさんで、アムステルダム国立美術館がある。
なぜか、宇宙飛行士が、椅子につかまって浮いている。



こちらが本館。
中は、撮影禁止なのでお見せできないが、充実した展示。
1階は、ゴッホの自画像なのだが、その数だけでも圧倒される。
代表作も多く、前日のクレラー・ミュラー美術館を合わせて見ると、ゴッホ作品の大半を見たような気になる。
ジャガイモを食べる人々の別バージョン、黄色い家、ひまわり等。
花咲くアーモンドの木は、最晩年の作。病気療養中、弟のテオに送った。
影響を受けた浮世絵や、ミレーの絵も展示されている。この手の企画展は、日本でも見た。

別館の方は、前衛的な展示で、さらっと通り過ぎたのみ。



路面電車が行き交うヨーロッパらしい風景。

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オランダ・ベルギー絵画紀行 その5 クレラー・ミュラー美術館 その2

2019年01月23日 | Europe・Middle East・Africa


ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ジャガイモを食べる人々(1885年)。
ゴッホ。
本作を元にした作品が、ゴッホ美術館にある。
人の配置や、仕草など、工夫を加えていることがわかる。



夜のカフェテラス(1888年)。
ゴッホ。



糸杉と星の見える道(1890年)。
ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



アルルのはね橋(1988年3月)
ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ギター。 
ピカソ。



バベルの塔。
ヘンドリック・ファン・クリーフ。



モンドリアン。



絵が凄すぎて、彫刻庭園は早足になってしまったが。
手前は、ISAMU NOGUCHI。



充実の美術館の後は、アムステルダムへ向かう。
藁葺きの家が多くて、珍しかった。



ホテルは、空港の近くだ。
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オランダ・ベルギー絵画紀行 その4 クレラー・ミュラー 美術館 その1

2019年01月22日 | Europe・Middle East・Africa


デ・ホーへ・フェルウェ国立公園の中に、クレラー・ミラー美術館がある。
彫刻庭園とセットになったすばらしい美術館だった。
チャーチル像がお出迎え。



ゆったりした空間に、ゴッホを中心としたすばらしい個人コレクションが収蔵されている。
ヘレン・クレラー・ミュラーさんが、夫のアントン・クレラーさんとともに、1907年から、1922年まえ11,500点の美術品を収集したという。
20世紀最大の個人コレクションと言える。



歩く男。
ジャコメティ。



クラナハ。



シャユ踊り。
スーラ。



スーラ。



スーラ。



スーラ。



スーラ。



ゴッホ。
ゴッホの作品が270点以上。
世界で2番目の規模という。



ゴッホの映画を思い出す。



ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。



ゴッホ。
初期の作品は、日本ではあまり見る機会がない。



ゴッホの初期の作品は、暗い感じ絵が多い。
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