皆さん、こんにちは!18期生の中津井徹です。
前にも書きましたが、地元の家族経営の酒屋さん(自ら「小さな酒屋」とうたっています)が主催している「酒を味わい酒を楽しむ会(酒味酒楽会)」に今年から参加させていただいています。
1月の新年会に始まり、11月のボージョレ・ヌーヴォーの会まで毎月開催されます。1つの蔵を取り上げる日本酒だけでなく、ワイン、ビール、(手打ち)そばと日本酒、暑気払い、女子会とバラエティに富んでいます。今年は7回ほど参加させていただき、会が終わった後に2次会・3次会に行ったり、夏にビール園のジンギスカンを食べに行ったりと大いに楽しんでいます。
この会、今年の11月で第194回!を数え、10年以上続いています。来年には第200回を迎えるということで今から来年が楽しみでもあります。
今回は日本酒の雑学について少し書いてみたいと思います。
●日本酒の生●
ビールの生を知らない人はいないと思いますが、日本酒にも生があることはご存知でしょうか?
日本酒は通常、貯蔵前と後に2回火入れ(加熱殺菌)するそうですが、この火入れを行わない酒が「生」になります。
①生酒
火入れを2度とも行わないホントの生
②生詰め酒
貯蔵前のみ火入れをして瓶詰め前には火入れを行わない酒
③生貯蔵酒
貯蔵前の火入れは行わず瓶詰め前だけに火入れをする酒
生酒は、新鮮な風味、フレッシュ感が特徴ですが、火入れ殺菌をしていない為、保存は、必ず、冷蔵庫で行ない、開封後はお早めに呑むのがよいようです。
●酒用語●
①生酒
モロミをしぼった後、出荷するまで1度も火入れ(加熱殺菌)を行っていない酒
「なましゅ」「なまざけ」と読みます。
火入れをした酒より、新酒特有のフレッシュさが特徴です。
②原酒
モロミをしぼった後の清酒のアルコールは20%前後もあります。一般酒は15%~16%。これは瓶詰め前にこの程度の度数になるように加水調整をして下げます。この加水調整を行わない酒を言います。
③無濾過
しぼった後のお酒には、微細な固形物(モロミなど)が残っています。活性炭やミクロフィルターを使い取り除くことを濾過と言いますが、この工程をしないことを無濾過と言います。酵母・酵素が微細に残っているすっぴんな味、蔵そのものの味です。少し黄色をしているのが特徴。
今週末も何か美味しいお酒を持っていければ、と思っています。