東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

アートとビジネスに関する雑感

2019-08-29 12:00:00 | 19期生のブログリレー
 皆さん こんにちは。
19期生の城戸啓介(きどけいすけ)です。
8月も終わりに近づき、ようやく猛暑からも解放されたようですね。
本日のブログですが、趣味に関連する内容を書いてみたいと思います。
 
 私の場合、趣味と呼べるほどでもないのですが、美術館や博物館に行くのが好きで、
なかなか頻繁には行けないのですが、たまに足を運びます。会社の仕事で、文化施設に
関連することを少しやっているので、半分、仕事を兼ねてもいるのですが。
本物をじかに見ることは、モノを見る眼を養うことにつながるかな、という勝手な思いも
あり、できるだけ時間を捻出して行くようにしています。
また、美術館や博物館というのは、日常から離れた空間であり、その場に行くこと自体が、
いい気分転換にもなります。
 
 特に深いこだわりなどはないので、何となく興味が湧けば、どんな分野のものでも行き
ます。最近は、繊細で趣のある日本画が素晴らしいなと思ったりしています。
先日、上野の東京藝術大学大学美術館で開催されている“円山応挙から近代京都画壇へ”
という企画展を見に行きました。
 
 18世紀、様々な流派が咲き乱れる京都で、円山応挙は写生画で一世を風靡し、円山派を
確立したとのことです。自然、人物、動物といった様々なテーマを描き、近世から近代へ、
多くの画家たちに影響を与え、継承されていったとのことです。
 
 言葉でお伝えするのはなかなか難しいのですが、非常に繊細で細密な日本画で、細部まで
しっかり書き込まれていて、その細やかさに驚嘆しました。孔雀などは、毛の1本1本まで
描きこんでいるような感じで、まさに、そこで生きているようでした。細かい地道な作業の
積み重ねが、後世に残る大作に結実しているのだなということをあらためて感じました。
“神は細部に宿る”ですね。
 
 最近、アートに関心を持つビジネスマンも増えているように聞きます。
アートは“感性”の世界であり、ビジネスは“理”と“情”の世界。(ですよね?)
一見すると異なる世界のようですが、アートもビジネスも、クオリティの高い仕事には、
突き詰めると共通するものがあるのかもしれません。
表現が合っているか分かりませんが、“触ると手が切れる”ような感じとでも言ったら
よいでしょうか。
 
 円山応挙のような繊細な日本画を見ていると、自分も仕事において、“触ると手が切れる”
ような、クオリティの高いアウトプットを目指したいな、と思ったりします。
 
日々精進の毎日です。。。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする