こんにちは。太田です。
暑いですね。
さて、今週は、国際部の行事「国際社中」がありました。
自己紹介で国際部所属です、と言いましたが、
入ったのは6月ですので、国際部の行事に参加するのは、
これが初めてです。ようやくの第一歩。
さて、「国際社中」って何っ? ですよね。
これは今年からスタートした国際派リーダー養成委員会、
という説明を私は聞いています。
国際部メンバーが集まって自らのために勉強する
(先輩の話を聴くなどの)場といえば良いでしょうか。
新米なので詳しく説明できませんが、
中央支部の部会は会員に対して
何らかのサービスをするのが部会活動の主体なのに対して、
この国際社中は、所属部員の相互研鑽が狙いですので
ユニークな活動と思います。
今回の講師は関本先生でした。
原則は"さん"づけ、とはいえ、とても書きものに、〇〇さんとは記せない先輩もいらっしゃいます。
ご存知の方も多数おられると思いますが、
関本先生は、そういうレジェンドと呼ぶにふさわしい
大先輩診断士です。
先生のお話は、国際部の黎明期を中心にした
語り継ぐべき"歴史"についてでした。
診断士の国際関連業務でイメージされやすいのは、
国内中小企業の海外展開支援、
加えて昨今であればインバウンドを想定した事業展開、
といったところでしょうか。
国際部を創設された背景は、そのいずれでもなく、
国外、主にはアジア各国での診断士養成に貢献する、
というものでした。
その思想のもとで、
現地での診断士養成のため日本の診断士を派遣し、
また留学生を中心とした交流も活発にされたそうです。
これらの交流は、現地ビジネスマンの充実というかたちで
結実してきています。
一方、中小企業診断士は国内の中小企業をサポートする、
というオーソドックスなスタイルとのは親和性は
あまりよくなく、ずいぶんとご苦労されたそうです。
そのご苦労の結晶が塾長も所属されている
(株)ワールド・ビジネス・アソシエイツです、
という言及もありました。
私が、診断士に国際的な活躍の舞台がある、
というのを聞いたのは、塾長からでした。一回目の実務補習第1日目、実習先企業へ向かう途上でした。私が海外勤務が長かったということで振ってくださったのだったと思います。診断士が国際的な活動を行う、ということが想定になかったので、聞いた当座は、うまく反応できませんでした。
振り返れば、私の会社生活の半分近くは海外駐在ですので、
人に誇れるような内実はないものの、
今の自分を形成しているのは、
海外駐在員としての仕事・生活である、
ということに思い至るきっかけでもありました。
そんな経緯を経て、
今は、国際分野での活動を将来の柱の一つにしていきたいと考えています。
今年スタートしたこの「国際社中」には、
海外を活躍の場にするという国際部創設以来の思想が
受け継がれている、というのが私の印象です。
そんな気持ちを携えながら、
来年行われる国際部セミナーのプロジェクトメンバーとして
土佐林さんとともに加わって活動していきます。
PS
海外サポートについて意見を交わしたあとの懇親会は
国内酒蔵を熱烈サポートし
心の貿易収支バランスをとりました。