CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

アジアカップ予選 日本vsサウジアラビア

2006-11-16 08:45:29 | スポーツ
嘘だ、日本が強いわけがあるまい

そんなことを思うようになっていた
この数年でありましたが
なんだろう、ドイツワールドカップ前の親善試合のドイツ戦のような
おお、日本強い、強いよ、と見ていて
楽しくて仕方なかった不思議な試合でありました
よかったんですから、喜びなさい私

ツインタワーといい、中盤の左右といい
真ん中がちょっとだけ手薄だった気がせんでもないけども
もう、なんか、誰もが縦横無尽に走り回って
サントスが前めの右や左に、
ジーコの遺産加地も、一皮向けたのか前めの左右に展開
クロスオーバーしながらの波状攻撃が
心躍ったのであります

圧巻というか、やったなと思ったのが
我那覇の二点目でありました、ステキ
左サイドを大きく崩して、折り返し、そこに
右から中央に切り込んできた加地がスルー
あれはスルーだ、空振りじゃない(擁護)
ともかく、そしてその裏で待っていた我那覇があわせるだけ
なんと美しい、ステキすぎる
相手のDFが完全に加地に釣られていたのが
素人目でもよくわかったのがステキ
というか、加地どっから走ってきたんだろう
カウンター気味だったこと考えると
自陣のゴール前から走ってきてねぇか?

と、まぁ、加地ばっかり見ていたのは
いつもの通りでありましたが
はてさて他もみんながんばっていたのでありました
中村もステキで、リズムがよいというのか
溜めすぎず、ちゃんと前へ、しかも裏へと
ぽんぽん落としていく様がかっこよかった
カウンターのとき、中央で
我那覇ないし、巻のポストも光ってたし
なんだ、同じチームかこれ、ナニがあったんだと
驚きすぎたのでありましたが、大変面白かったのでよいのだ

点を取られたところが残念だったのはよいとして
なんか、このチームになってから
相手のコーナーキックを落ち着いてみてられない気がせんでもない
そこが気になるところであります
DFの高さがあんまり無いように見えるからでありましょうか
どフリーというほどでもないけど
かつての、中沢がいたらとりあえずアジアは大丈夫という
そんなのが感じられなくてはらはらするのです
トゥーリオもがんばってんだが、DFにいなかったりするしな
PKはずしたのは面白かったからいいけど(よくない)

後半、がっくり運動量が落ちてからは
もったり攻められまくりだったのが
怖かったのでありますが、先行逃げ切りできたし
後半切ったカードも、山岸はよくわかんなかったけど
羽生が凄くよかったように思われました
スティールと言ってよいのか知らないが
チェイスしたり、相手がもたついているところを
さりげなく奪ったりとバスケみたいだなとステキっぷりがよかった
高松もポストプレーとしては完璧なのかはわからんが
ともかく勝ち続けてたし、ターンシュートという
ステキな見せ場もあったのでよし
今後、期待できるオプションというのになったんじゃねぇかと
大満足でありましたとさ

これで、今年終わりかと思うと
大変よかったなぁなんて感じ入ったりもしたのであります

と、ここまで考えて
もしかしなくてもサウジアラビアが手ぇ抜いてたんじゃねぇか
そういうことも考えてしまうところであります
別に一位で通過せにゃならんというほどでもないし
アウェーだから遠いし、疲れてるし、札幌だから寒いし、津波怖いしと
そんなことであんまりだったのかもしれないと
思わないでもないところでありました
素直に喜べと、自分に思うのですが
こればっかりはなかなか
だいたい、なんか前回一人異彩を放っていた
凄いヒゲの人とかいなかったのが気がかりでありましたところ

ともあれ、一位で予選を通過できたので
また本戦でがんばっていただきたいと
思ったりするのでありますね