なんの気なしに
先週末に見てしまったのでありました
ヒットメーカージブリが作った割には
確か、そんなに話題にならなかった作品であります
過去に何度かテレビで放映されていて
それをもったり見ておりまして
今回も同じように見ていたのでありますが
年齢を重ねてみて、初めて面白いと思えることが
結構あるもんだなと、しみじみ感じ入ったので
レビウであります
先に全体的な印象についてはやっぱり
爆裂面白いとか、また見たいとか
夢や希望をいただきました等のことは
さっぱり無かったのでありますし、正直、普通の作品
あるいは、退屈だったということに
なったのでした
どうも、全体的に緩やかに進むお話と
その起伏の少ない道を遠回りしながら
だらだらと続いたといった感触がありまして
途中で、なんか退屈すぎてがっかりと感じたのでありました
たぬきがあれこれと画策する様が
いくつか描かれておりましたが
具体的な作戦や、その様相を事細かにやりすぎてるような
なんか、またなんか新しいいたずらしたのか
それそこまで放映するのか、なんだ、ナニが言いたいのだなどと
いらんことを考えてしまいつつ、ずずいと見守るのであります
古典からの引用が多いせいなのか
のっぺらぼうの話がかなり長い間
コントのように繰り広げられておりましたが
もういいよ、とかつぶやいてしまった、こう
こらえ性の無くなった自分が切ないところであります
さて、そういうわけで、あんまり面白くなかった
みたいなお話でありましたが、それはそれとしつつ
うがった見方やら、歪んだ見方をすると
これは大変面白いなと、薄汚れた今の自分からは
新しい発見があり、なかなかどうして
昔はまったく面白いとも思わなかった場所が
俄然面白くなったというべきなのか
あの長老が踊念仏の開眼に至る様だとか
過激派と穏健派にさりげなく分かれてしまうあたりだとか
あのたぬきの人間くささみたいなのが
子供ではよくわからなかった部分というか
ありゃ、わざとやってんだろうが
人間がとりあえず集まったときに談合して、集会開いてみたいな
そういうところが、いかにもたぬきで風刺している
こういう部分がわかって驚いたのでありました
ステキ、だけど、わざとらしすぎて鼻につくわ
そんなところ
環境がどうしたとか表層的な事件が風刺してると見せかけて
そうではなく、それに対してあれこれ考えるたぬき達自身こそ
風刺の対象でありましたとさみたいな
とりあえず今回はここまで思ったのであります
もう一回みたら、もう一つそれによってなんか示唆されることが
あるような気がせんでもないが、まぁいいや
というわけでありまして、確かに全年齢対象で
子供が見てもちょっとだけ笑えて
大人が見てもちょっとだけ笑えて
総括すると、みんな退屈みたいな
残念なところに落ちた作品ではなかろうか
勝手ながらに判断したのでありました
ともあれ、あの講談師さながらの落語調子で進むのは
あれはれで面白いもんだなとしみじみ
ナレーションが主に進行させるというのに
ちゃんと聞きいってしまうところが
妙なのでありましょうと思ったり思わなかったり
妙な感心もしたのでありましたよって
まったく物語とは関係ないのですが
あの落語のとうとうと語る様
いや、とうとうは失礼なんだろう、こう起伏をつけて
思わず聞き入らせる、そして笑いどころをそれとなく知らせる
そういった説明は大変勉強になるというか
是非身につけたいと切望するところでありました
あれはよいですね、ステキであります
ああいうリズムのよいしゃべり方と言葉選びが
ステキだわと、これまた
本当、もう、どうしようもないばらばらな感想を抱くのでありますが
とりあえず、おそらく万人共通でにやにやしたであろう
玉と砕けて玉砕
が、わたくし過去何度見ても、ベストな表現だと
感服するのでありました
男の生き様でありますね
先週末に見てしまったのでありました
ヒットメーカージブリが作った割には
確か、そんなに話題にならなかった作品であります
過去に何度かテレビで放映されていて
それをもったり見ておりまして
今回も同じように見ていたのでありますが
年齢を重ねてみて、初めて面白いと思えることが
結構あるもんだなと、しみじみ感じ入ったので
レビウであります
先に全体的な印象についてはやっぱり
爆裂面白いとか、また見たいとか
夢や希望をいただきました等のことは
さっぱり無かったのでありますし、正直、普通の作品
あるいは、退屈だったということに
なったのでした
どうも、全体的に緩やかに進むお話と
その起伏の少ない道を遠回りしながら
だらだらと続いたといった感触がありまして
途中で、なんか退屈すぎてがっかりと感じたのでありました
たぬきがあれこれと画策する様が
いくつか描かれておりましたが
具体的な作戦や、その様相を事細かにやりすぎてるような
なんか、またなんか新しいいたずらしたのか
それそこまで放映するのか、なんだ、ナニが言いたいのだなどと
いらんことを考えてしまいつつ、ずずいと見守るのであります
古典からの引用が多いせいなのか
のっぺらぼうの話がかなり長い間
コントのように繰り広げられておりましたが
もういいよ、とかつぶやいてしまった、こう
こらえ性の無くなった自分が切ないところであります
さて、そういうわけで、あんまり面白くなかった
みたいなお話でありましたが、それはそれとしつつ
うがった見方やら、歪んだ見方をすると
これは大変面白いなと、薄汚れた今の自分からは
新しい発見があり、なかなかどうして
昔はまったく面白いとも思わなかった場所が
俄然面白くなったというべきなのか
あの長老が踊念仏の開眼に至る様だとか
過激派と穏健派にさりげなく分かれてしまうあたりだとか
あのたぬきの人間くささみたいなのが
子供ではよくわからなかった部分というか
ありゃ、わざとやってんだろうが
人間がとりあえず集まったときに談合して、集会開いてみたいな
そういうところが、いかにもたぬきで風刺している
こういう部分がわかって驚いたのでありました
ステキ、だけど、わざとらしすぎて鼻につくわ
そんなところ
環境がどうしたとか表層的な事件が風刺してると見せかけて
そうではなく、それに対してあれこれ考えるたぬき達自身こそ
風刺の対象でありましたとさみたいな
とりあえず今回はここまで思ったのであります
もう一回みたら、もう一つそれによってなんか示唆されることが
あるような気がせんでもないが、まぁいいや
というわけでありまして、確かに全年齢対象で
子供が見てもちょっとだけ笑えて
大人が見てもちょっとだけ笑えて
総括すると、みんな退屈みたいな
残念なところに落ちた作品ではなかろうか
勝手ながらに判断したのでありました
ともあれ、あの講談師さながらの落語調子で進むのは
あれはれで面白いもんだなとしみじみ
ナレーションが主に進行させるというのに
ちゃんと聞きいってしまうところが
妙なのでありましょうと思ったり思わなかったり
妙な感心もしたのでありましたよって
まったく物語とは関係ないのですが
あの落語のとうとうと語る様
いや、とうとうは失礼なんだろう、こう起伏をつけて
思わず聞き入らせる、そして笑いどころをそれとなく知らせる
そういった説明は大変勉強になるというか
是非身につけたいと切望するところでありました
あれはよいですね、ステキであります
ああいうリズムのよいしゃべり方と言葉選びが
ステキだわと、これまた
本当、もう、どうしようもないばらばらな感想を抱くのでありますが
とりあえず、おそらく万人共通でにやにやしたであろう
玉と砕けて玉砕
が、わたくし過去何度見ても、ベストな表現だと
感服するのでありました
男の生き様でありますね