CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 三成死すとも

2006-11-13 08:47:12 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
なんといったらいいのか
絶賛三成デーでありました

関ヶ原が終わりその
戦勝報告と、その褒章についてのあれこれと
まぁ、戦後のなんとやらをもたもたと紹介
一豊近辺は、一豊がなんかげんなりしてるという
残念な具合で、なんというかな
サラリーマン大河としては、それ無しだろ
部下がお祝いしてくれてるのに上司が宴会出ないのまずいだろう
と、すっかり中堅格となった新一郎あたりは
思ったのではなかろうかと、いらぬことを考えるのであります
新人とか新米なら、辛気臭い上司がいないほうが
のびのび楽しめるってなものだが
世間体だか、なんだかってものがな・・・

と、まぁ、そういうおっさんくさいことを
考えさせられるのはステキでありましたが
その残念を踊りであらわして倒れる始末
戦勝祝いはもっさりした感じで、どうなるのかしらというか
家康に顔つき見られたら、飛ばされんじゃねぇかと
思ったら案の定(違う)、土佐に左遷でありました

土佐左遷については、あれこれ史実があるそうで
当初は土佐九万石だったが、計りなおしたら二十万石あったとか
まぁ、そんなことはともかく、めでたく国主様扱いで
よいのか悪いのかわからんが、立派なことになり
ここでは大喜びの大宴会、現金だな一豊・・・
六平太の口ぶりがなんとなし
視聴者の声をあらわしていたように聞こえたのは
気のせいとして、一豊方はステキな終わりでありました

千代が相変わらず若ぇなっつうのと
意外と酒豪だったんだなというのがステキ
あの酒豪っぷりが、後々の土佐のあれに引き継がれたとか
そういうお話だったらどうしようと
ちょっと思わないでもないところであります
土佐の置けない杯とか、酷いですよねとかなんとか

さて、一豊方が主人公とはいえ上記の通りで
なんか主人公のくせにうじうじしすぎだぜと
あきれてしまう傍ら、燦燦と輝いたのが敗将石田三成
かっこよすぎる
あのつかまってからのことといい、家康と見詰め合うところといい
小早川に罵詈を浴びせる様といい、すげぇ
歌舞伎役者さんはこれだからすげぇ
途中からしゃべり方が、そういう伝統芸能味を帯びていたように
わたくしには思われましたが、はてさて
すさまじい気迫でありました

その魂にあてられたのか、小早川が心身喪失となり
酷い有様でありましたが、立派なこと
淀殿戦勝報告の際に、小早川がよだれ垂らして呆けていたところは
あの後フォローなしなのかと、ちょっと驚いたのですが
史実では気をやってしまって2年後に憤死だそうでありますな
諸説あるようだが、その説をとっておきます

淀殿もすばらしい働きぶりでありましたし
家康と今後対峙するという姿も見せた、すげぇ
天下人たちの戦いが面白かったのでありました
というところで、次回予告で
なんか、あり得ないことがおきていたような気がしますが
土佐をどうするか、熟年離婚の危機は訪れるか
楽しみにしながら見ていこうと思います