英国一家、ますます日本を食べる 著:マイケル・ブース
続編が出ていたので、思わず読んでしまいました
前作がかなり面白かったので、
あれこれ調べたら、原書はもっとエピソードがあったらしいと
歯がゆく思っていたところ、その補完として
エピローグや番外編を加えた本として
二冊目を楽しませてもらったのであります
内容は、前作と同様、英国からやってきたフードライターが、
日本に3ヶ月滞在して、津々浦々の料理を食べたり、見たり、
迷惑をかけたりしながら、レポートするという内容でありました
正直なところ、前作を読んでいないとこの本の意味がない
前作ありきではありますが、それはそれ
なかなか面白かったのであります
いかにもガイジンという感じもありながら、
わさび畑の取材なんかは、相当に本格でありまして、
ところどころ、英国人らしい皮肉が入るものの、
今作は、ほとんど皮肉らしい皮肉もなく、
ちょっと物足りないと思うほどでありました
これは、何かに配慮されたのか、
そもそもそんな按配だから、前作に入らなかったのか
そのあたりはわかりませんでしたが、
抱腹絶倒というほどではありませんでした
ただ、食べ物本としては、凄くよかった、
やっぱり面白いし、なにかためになるようでもあった
のっけから、寄生虫博物館から入るというのが、
本当に食い物の本か?という具合でありますけども、
その様子、描写はなっとくの内容でありまして、
その流れから、生魚に入るという
まぁ、自然といえば自然だけど、
それは別々にして、ちゃんと築地のことを
書いてもらったほうが、なおよかったんじゃないかなどと
思ったりもしましたが、
築地で、うまいものを食べまくる姿は
非常に楽しそうであり、うらやましくもあったのでした
日本語と、図書としての品格を考えたのか、
ウニを食べるくだりは、原書だったら、
もっと身も蓋もないような描写だったのかしらと
ちょっと思わされたりもしましたが、
なかなか面白かったのであります
というか、今回、下ネタが多かったように感じた
面白いのは全世界共通なんだな
そのほかも、味の素の悪事をあばきにいったり、
カッパ橋にはまったり、料理教室に通ったりと
楽しそうなガイジンの姿を堪能できて、
それでいて、日本の料理について
教えてもらえるような、なんか間違った知識を覚えるような
不思議な楽しさを味わえる、よい本だったのでありました
続編が出ていたので、思わず読んでしまいました
前作がかなり面白かったので、
あれこれ調べたら、原書はもっとエピソードがあったらしいと
歯がゆく思っていたところ、その補完として
エピローグや番外編を加えた本として
二冊目を楽しませてもらったのであります
内容は、前作と同様、英国からやってきたフードライターが、
日本に3ヶ月滞在して、津々浦々の料理を食べたり、見たり、
迷惑をかけたりしながら、レポートするという内容でありました
正直なところ、前作を読んでいないとこの本の意味がない
前作ありきではありますが、それはそれ
なかなか面白かったのであります
いかにもガイジンという感じもありながら、
わさび畑の取材なんかは、相当に本格でありまして、
ところどころ、英国人らしい皮肉が入るものの、
今作は、ほとんど皮肉らしい皮肉もなく、
ちょっと物足りないと思うほどでありました
これは、何かに配慮されたのか、
そもそもそんな按配だから、前作に入らなかったのか
そのあたりはわかりませんでしたが、
抱腹絶倒というほどではありませんでした
ただ、食べ物本としては、凄くよかった、
やっぱり面白いし、なにかためになるようでもあった
のっけから、寄生虫博物館から入るというのが、
本当に食い物の本か?という具合でありますけども、
その様子、描写はなっとくの内容でありまして、
その流れから、生魚に入るという
まぁ、自然といえば自然だけど、
それは別々にして、ちゃんと築地のことを
書いてもらったほうが、なおよかったんじゃないかなどと
思ったりもしましたが、
築地で、うまいものを食べまくる姿は
非常に楽しそうであり、うらやましくもあったのでした
日本語と、図書としての品格を考えたのか、
ウニを食べるくだりは、原書だったら、
もっと身も蓋もないような描写だったのかしらと
ちょっと思わされたりもしましたが、
なかなか面白かったのであります
というか、今回、下ネタが多かったように感じた
面白いのは全世界共通なんだな
そのほかも、味の素の悪事をあばきにいったり、
カッパ橋にはまったり、料理教室に通ったりと
楽しそうなガイジンの姿を堪能できて、
それでいて、日本の料理について
教えてもらえるような、なんか間違った知識を覚えるような
不思議な楽しさを味わえる、よい本だったのでありました