CLASS3103 三十三組

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【ドラマ】55歳からのハローライフ

2014-07-19 13:26:30 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」
なかなか面白かった、辛気臭いといっていい
そんな話でありました
わたしが、これをあれこれ論ずることを許されるほど
年を重ねていないといいますか、
あれこれと思い至った次第なのですが
なんというのか、哀愁なんだろうか、いとおしい何かなのか
よくわからんが、ぐっと、思うようで
非常に楽しくというか、興味深く見続けたのでありました

まぁ、なんといっても俳優陣がすばらしい
誰をとっても、悲哀とか哀愁みたいなのが、
そこはかどころじゃなく、にじみでるかのようで
素晴らしすぎて泣けてきたのであります

5本の短編が繰り広げられて、それぞれは、
つながっているようで、ほとんど関係なくて、
ただただ、その話ごとに主役というほど派手でない、
さりとて、ひとつの物語があってという感じで
しみじみ、演技にも感じ入ったのであります

そして、撮り方というのかわかりませんが、
映像の作られ方と、音楽がまた、物悲しく
OPとEDのモノクロームの静止画が
輪をかけてというか、寂しさみたいな、わびしさみたいなと
ともかく、みたいな、ばっかりいってますが
そういう感じが漂いまくりで、
ただただ、没頭して見入ってしまうというか、
浮き沈みがすごい話でもないのに、ただじっと
見入ってしまったのであります

どの話も好きで仕方なかったのですが、
それまでと、少しだけ毛色が違うように見えた、
最終話で描かれた男の友情の話が
身にしみたというか、泣けて泣けてしかたなかったのであります
演技もよかったが、話も筋が素朴でよかった
演技を活かす脚本だったということなのか、
あの二人じゃなかったら、滑稽で仕方ない話の筋なのに
ずっと目が離せないというか、
考えてみると何も起きてないようでもあるが、
確かに、人生が変わったかのようにも思えて
救われたといったらいいのか、
何か、感動を覚えたのであります

そんなわけで、そこそこ過ぎたら
原作を読んでみようと思いつつ
非常に楽しめた、土曜ドラマでありましたとさ


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