迷子手帳 著:穂村弘
新聞連載をまとめたエッセー集
まったく知らないで読み始めてしまったのだが、
著者が短歌の人のようで、その割にエッセーの中でそこまで短歌が出てこないのが
不思議といえば不思議だったんだが、逆にいうと短歌の本ではないけど
そのニュアンスや、雰囲気を知ることができる本で
とてもよかったのでありました
日常のあれこれを切り取ったエッセーで、
何か気になった話しとか、誰にでもありそうな、物忘れだとか、
勘違いだとか、早起きできるとかできないとか、そういう感じのことで
自身の考え方というべきか、スタイルを表現してて
結構ずぼらそうな人だけど、それでいて神経質なのかもなと思っていたところに
ぽんと、短歌がでてきて、その説明が情景とか人情描写のそれでもあるけど、
こういう気分の時に、詠みたいそれとして紹介しているから
また、凄く身近な感じがしてよかった
最小限というか、短歌でどうしても色々まとめたという感じでないのが
不思議といえば不思議なんだけど、それでも、凄くいいなと思える内容でありました
これだけ読んでいると、ある短歌にまつわるエッセーみたいな
そういう感じでまとめたものも読みたいなと思えるほどだったわけだけど、
これもまた、この一冊におさめられている、それ以外の言葉が、
その表現を支えているだろうし、なかなか、
やっぱりこの形が正解なのかしらとも思ったりしつつ
文章表現というのは、読み手を育てるという側面もあるべき、
または、そういう使い方、表現方法もあるんだなと思わされたように
感じ入って読んだのでありました
そんなに難しくないというか、本当、そこらにありそうな話しばっかりだけど
いい気持ちで、嫌味なく読めるというのがいいのだわ
新聞連載をまとめたエッセー集
まったく知らないで読み始めてしまったのだが、
著者が短歌の人のようで、その割にエッセーの中でそこまで短歌が出てこないのが
不思議といえば不思議だったんだが、逆にいうと短歌の本ではないけど
そのニュアンスや、雰囲気を知ることができる本で
とてもよかったのでありました
日常のあれこれを切り取ったエッセーで、
何か気になった話しとか、誰にでもありそうな、物忘れだとか、
勘違いだとか、早起きできるとかできないとか、そういう感じのことで
自身の考え方というべきか、スタイルを表現してて
結構ずぼらそうな人だけど、それでいて神経質なのかもなと思っていたところに
ぽんと、短歌がでてきて、その説明が情景とか人情描写のそれでもあるけど、
こういう気分の時に、詠みたいそれとして紹介しているから
また、凄く身近な感じがしてよかった
最小限というか、短歌でどうしても色々まとめたという感じでないのが
不思議といえば不思議なんだけど、それでも、凄くいいなと思える内容でありました
これだけ読んでいると、ある短歌にまつわるエッセーみたいな
そういう感じでまとめたものも読みたいなと思えるほどだったわけだけど、
これもまた、この一冊におさめられている、それ以外の言葉が、
その表現を支えているだろうし、なかなか、
やっぱりこの形が正解なのかしらとも思ったりしつつ
文章表現というのは、読み手を育てるという側面もあるべき、
または、そういう使い方、表現方法もあるんだなと思わされたように
感じ入って読んだのでありました
そんなに難しくないというか、本当、そこらにありそうな話しばっかりだけど
いい気持ちで、嫌味なく読めるというのがいいのだわ
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