CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

外事警察

2009-12-23 22:41:27 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ「外事警察」
これが、久しぶりの個人的大ヒット作品でありました
これと坂の上を見ているだけで
あっと言う間に週末が過ぎていくという
至福の時を過ごしたのでありまして、
終了した感想をしたためておくのであります

サスペンスでもないんだが、
公安のようなお話でありました
外国籍の悪党をばったばったと
なんという内容ではないんだが、テロ組織が日本でなんかするから
それを止めるために働いていくというお話
警察の中でも裏と呼ばれているとかという
もう、そんなの本当にあるのかよと思ったりもするんだが
そういう設定が、鼻で笑えないような
演技者達の異様なとけ込み具合が秀逸
俳優の誰をとっても、凄まじい迫力というのか、
そういう臭いがたまらない作品でありました

役者のデキがハンパじゃねぇというのも
大きな感動の一つでありました
主役というか、準主役というのか、
渡部篤郎の住本という役がまたとんでもなくよくできてて
本当、悪い顔させたら天才だなと
しみじみ感激するような内容、独特の色気というのか
なんか、得体の知れない感じがすごく滲み出てて
当たっていると感激したのであります

他のメンバーもなかなか優れておりまして、
最近お気に入りであります、白洲次郎のときの
農民役やってた人とか(名前覚えろよ)
どれもこれも、一般人の役をスムースにやれるんだけど
それらが、一癖というのか、裏っぽい何かをもっていると
雰囲気醸し出しながらやってるところが
たまらない内容でありました

もちろん、役者だけでもなく
話のほうも相当面白くて、正直、1話、2話の内容が
素晴らしすぎて、手が着けられないという印象でありました
全体のとっかかりとなる事件もおきつつ
わずかな時間で、どういう組織のどういう問題があって、
どのような具合で進んでいくのかが、
全部物語で説明されてたというのがステキ
至れり尽くせりというのか、素晴らしいことだなと
呆気にとられてしまったのでありました

扱っている問題も、大がかりな本筋以外のところが
結構というか、すげーリアルというのか
手身近な感じでたまらんとにやにやしてしまった次第
ハゲタカ以来のステキドラマじゃないかと
大変感服したのでありましたとさ

続編がありそうな具合でおわったと思うんですが
最終回も、最後の部分がなかなか
ハゲタカの映画版を彷彿とさせるような具合で
あれもけっこう好きだなぁと感じ入ったり
余さんが扮した、官房長官だったかの役が
どっかの会合で発言しているシーン
その内容が、痛烈な社会批判みたいになってて
溜飲を下げたというか、NHKすげーこと言わせるなと
感心してしまったりとか

NHKも色々あるんだろうなと
様々なことを思わされつつ
最高に躍らされて、楽しんだドラマでありましたとさ
面白かった、再放送やんないかなぁ
でも、重いなぁ


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