Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

VAR の工具 ニップルドライバー

2011-07-13 20:32:50 | 自転車 工具
自転車の専用工具を製造している VAR バール 色々な工具を
独自のデザインで発売しています そんな中の一つ ホイール組
をする時に有れば便利な ニップルドライバーの構造を見てみましょう




VAR のカタログとニップルドライバーの現物です
これには二種類が有り 写真の物は 品番 RP-26600
価格 3465円です




実はこの工具は以前に私のブログで紹介しています
その時の記述で 私の思い込みで間違った事を書いて
しまいました 今回はそれを訂正させて頂くのと
この工具の構造を見て頂きます






この工具の先と頭 ニップルドライバーの用途は
ホイールを組む時には 最初にスポーキングをします
そして次にスポークにねじ込んだだけの ニップルを
ある程度まで締め込むのですが その時にリムの
タイヤ側からこの工具をドライバーの様に使います

先端の突起はその時に 工具がニップルから逃げない
為の物です





そんな使い道の工具ですから この形状も手伝い
先端の突起の出代を 頭のネジで調整が出来るものだと
思っていました ところがどうもそれが間違っていた様です 
これからこの部分を分解します

以前に紹介し 工具の説明をした日記はこちら
【 VAR の 工具 】




頭のナットの小さな事 私が持っている最小のスパナは
5.5mm それより小さいです・・






中の雄ネジは 2mm のアーレンキー ナットはモンキーで
緩めました






ナットとネジを外しました う~ん、先端と繋がっていません




次に本体の筒から出て来たのは スプリング・・






結構長くて固いスプリングです




次に出てきたのは スポーク? 出してみると
切り口も粗く 適当に切った様な・・・




次に出て来たのが先端の突起部 スプリングを受ける様に
内部の部分は太くなっています じゃ先程のスポーク状の
物は何なの? スプリングが逃げない為の芯棒なのかな?




いずれにしろ 先端が出入りする構造です そんな所には
オイルを差しておきましょう




この工具 確かに先端は動きます 先端を押さえると
中にへこみ 力を抜くとスプリングの力で戻ってきます

しかし 最初に組んであったくらいの調整では 突起を
思いっ切り押しても動きません スプリングを目一杯
緩めたら なんとか動きます これって何なの?

カタログの写真を見て 突起の出代が調整出来るなら
使い道が広く良いなと思いましたが 少し思惑が外れました





雨上がりのひと時に写した写真です 何か南国ムードを出していますね

今回のニップルドライバー まだ使っていませんが 新たにホイールを
組む時には使ってみます 使い勝手などはその時にインプレしましょう

コメント (2)
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