私のプライベート自転車工房には何ペアかホイールを保管しています
そんなホイールの中から組んでからまだ使っていない軽量ホイールの
グリスアップを行いましょう

ロードやピスト用のホイール まだ使っていない
新しいリムもいくらか置いています


マビックの赤いホイールバックを降しました
私が競技場で使うつもりで組んだピスト用ホイールですが
使わずそのまま保管しています


どの様なホイールか見てみましょう ハブは DURA-ACE
HB-7600 の 28穴 リアは片切りです ハブは ARAYA ADX-5
すでに生産は終了しています カタログデータ 280gの軽量で
とても弾きの良いリムです


タイヤを保管する為にホイールに入れていますが
リムにはまだベッドも作っていません


組み方はタンジェント イタリアンの 4本組
スポークの交点にソルダリングをして しっかり感を
出しています


ニップルはアルミを使い スポークもニップル端から
1mm 程度奥で綺麗に収まっています

ARAYA ADX-5 リムの高さが 15.3mm 巾がタイヤ側 17.5mm ニップル側が細い台形を
したリムです 中野浩一もこれの 36穴を使っていましたね

元々 28穴のホイールで 8本組は出来ません これを 4本組にしたのはスポークを
短くし軽いホイールを作りたかったからです これは私の好みで強度を犠牲にしてでも
軽いホイールが好きです


組んでから一度も使っていませんがハブのグリスを
入れ換えましょう マイクロロンを使い最高の状態に
調整していましたがマイクロロンが硬化し回転が渋く
なっています


左右のハブボルトを外します


玉押しにはハブスパナを使います このフロントは
13mm です


玉押しにハブスパナ ロックナットにモンキーを
使います 玉押しを保持しロックナットを緩めます



ロックナット、舌付ワッシャー、玉押しの順に外します

これで反対側からシャフトが抜けますが 中のスチール
ボールを無くさない様に パレット等の上で作業を
進めると良いですね

回転部分のパーツを全て分解しました


本来青い色をしたマイクロロンのルブリカントが
この様に茶色く変色し硬くなっています しかし
シャフトのネジ部に塗布した物は 青い色が残って
います これの理由は私にも分りません


ハブ本体に装着されたダストキャップを外します
樹脂製で内部から力を加えると簡単に外れます

ハブ本体の玉受けです ベージュの部分に茶色く
見える部分が有るのですが それが硬化した部分
ですね

古いルブリカントの洗浄に最初 SPIN スピンの
パーツクリーナーを使ったのですが どうも
マイクロロンと相性が良くない様で 何時もの
洗浄力が発揮出来ません
本来この様な使い方はしませんが Microlon
ENGINE TREATNENT エンジントリートメントを
デグリーザー代りに使います これは凄い洗浄力も
有るんですよ・・・


SPIN スピンでは落ちなかったルブリカントが
瞬く間に綺麗になりました
※ この後、変質していない新しいマイクロロンの
ルブリカントで SPIN の洗浄力を試して見ましたが
通常通りの強い効果が有りました どうも硬化した
マイクロロンだけが上手く行かない様です



このハブには新品の箱から出して直ぐにマイクロロン処理を
行っていますが今回もう一度行っておきます


ハブ本体の玉受けに併せ 玉押しやスチール
ボールにもマイクロロンを定着させました

さてこれからグリスアップを行いますが 使う
グリスに少し迷いました


ここはもう一度マイクロロンを使う事にします
B.B 小物や他のハブの手入れをした時 2年近く経ち
3500km程度の距離を走った物でも まだ新しい色を
保っていました
硬化と言う不具合が無ければやはり捨て難い性能を
発揮してくれます


回転部を組み立てる前にボールレースに薄く
マイクロロンを塗布しておきます ここから
グリスアップの開始です


低粘度の潤滑剤を使い スチールボールを並べるのは
少しコツと技術が要ります 分解時とは逆に組立て作業を
進めました Microlon やはり良い状態を作ってくれます
反響の大きかった過去記事です
【 マイクロロンの 不具合 】

この後リアハブもグリスの入れ換えを行い良い状態になりました
この DURA-ACE HB7600 とても良いハブですね この様な部品なら
カンパニョーロに拘る必要もないのかも分りません
※ 今回 SPIN のパーツクリーナーが威力を発揮しなかった事を
スピンの営業担当の方に電話で報告をさせ頂きました
すると社長よりメールを頂戴し そこには我々に分り易い様に
パーツクリーナーの事を書いて頂いていました これは又改めて
ご紹介させて頂きます
前記ご紹介記事 【 パーツクリーナーと言うもの 】
そんなホイールの中から組んでからまだ使っていない軽量ホイールの
グリスアップを行いましょう

ロードやピスト用のホイール まだ使っていない
新しいリムもいくらか置いています


マビックの赤いホイールバックを降しました
私が競技場で使うつもりで組んだピスト用ホイールですが
使わずそのまま保管しています


どの様なホイールか見てみましょう ハブは DURA-ACE
HB-7600 の 28穴 リアは片切りです ハブは ARAYA ADX-5
すでに生産は終了しています カタログデータ 280gの軽量で
とても弾きの良いリムです


タイヤを保管する為にホイールに入れていますが
リムにはまだベッドも作っていません


組み方はタンジェント イタリアンの 4本組
スポークの交点にソルダリングをして しっかり感を
出しています


ニップルはアルミを使い スポークもニップル端から
1mm 程度奥で綺麗に収まっています

ARAYA ADX-5 リムの高さが 15.3mm 巾がタイヤ側 17.5mm ニップル側が細い台形を
したリムです 中野浩一もこれの 36穴を使っていましたね

元々 28穴のホイールで 8本組は出来ません これを 4本組にしたのはスポークを
短くし軽いホイールを作りたかったからです これは私の好みで強度を犠牲にしてでも
軽いホイールが好きです


組んでから一度も使っていませんがハブのグリスを
入れ換えましょう マイクロロンを使い最高の状態に
調整していましたがマイクロロンが硬化し回転が渋く
なっています


左右のハブボルトを外します


玉押しにはハブスパナを使います このフロントは
13mm です


玉押しにハブスパナ ロックナットにモンキーを
使います 玉押しを保持しロックナットを緩めます



ロックナット、舌付ワッシャー、玉押しの順に外します

これで反対側からシャフトが抜けますが 中のスチール
ボールを無くさない様に パレット等の上で作業を
進めると良いですね

回転部分のパーツを全て分解しました


本来青い色をしたマイクロロンのルブリカントが
この様に茶色く変色し硬くなっています しかし
シャフトのネジ部に塗布した物は 青い色が残って
います これの理由は私にも分りません


ハブ本体に装着されたダストキャップを外します
樹脂製で内部から力を加えると簡単に外れます

ハブ本体の玉受けです ベージュの部分に茶色く
見える部分が有るのですが それが硬化した部分
ですね

古いルブリカントの洗浄に最初 SPIN スピンの
パーツクリーナーを使ったのですが どうも
マイクロロンと相性が良くない様で 何時もの
洗浄力が発揮出来ません
本来この様な使い方はしませんが Microlon
ENGINE TREATNENT エンジントリートメントを
デグリーザー代りに使います これは凄い洗浄力も
有るんですよ・・・


SPIN スピンでは落ちなかったルブリカントが
瞬く間に綺麗になりました
※ この後、変質していない新しいマイクロロンの
ルブリカントで SPIN の洗浄力を試して見ましたが
通常通りの強い効果が有りました どうも硬化した
マイクロロンだけが上手く行かない様です



このハブには新品の箱から出して直ぐにマイクロロン処理を
行っていますが今回もう一度行っておきます


ハブ本体の玉受けに併せ 玉押しやスチール
ボールにもマイクロロンを定着させました

さてこれからグリスアップを行いますが 使う
グリスに少し迷いました


ここはもう一度マイクロロンを使う事にします
B.B 小物や他のハブの手入れをした時 2年近く経ち
3500km程度の距離を走った物でも まだ新しい色を
保っていました
硬化と言う不具合が無ければやはり捨て難い性能を
発揮してくれます


回転部を組み立てる前にボールレースに薄く
マイクロロンを塗布しておきます ここから
グリスアップの開始です


低粘度の潤滑剤を使い スチールボールを並べるのは
少しコツと技術が要ります 分解時とは逆に組立て作業を
進めました Microlon やはり良い状態を作ってくれます
反響の大きかった過去記事です
【 マイクロロンの 不具合 】

この後リアハブもグリスの入れ換えを行い良い状態になりました
この DURA-ACE HB7600 とても良いハブですね この様な部品なら
カンパニョーロに拘る必要もないのかも分りません
※ 今回 SPIN のパーツクリーナーが威力を発揮しなかった事を
スピンの営業担当の方に電話で報告をさせ頂きました
すると社長よりメールを頂戴し そこには我々に分り易い様に
パーツクリーナーの事を書いて頂いていました これは又改めて
ご紹介させて頂きます
前記ご紹介記事 【 パーツクリーナーと言うもの 】