Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車の洗車講習会 COLNAGO

2017-05-16 20:16:22 | ロード
私がスポルティーフ風に組立てた COLNAGO コルナゴの自転車の洗車を行いました
普段使いにしている自転車ですが所有者に少しずつ整備を覚えてもらっています





古いコルナゴのフレームは 35年は経っていると思います それを塗装からやり直し
この様に組み立てたのが 3年程前の事でした その後この自転車の面倒は私が
見ていたのですが 最近は簡単な整備や美装の方法を少しずつ所有者の方に覚えて
もらっています

この自転車を組んだ時の記事のアクセスが最近増えています またお時間が有れば
覗いてみて下さい 結構面白いです 【 コルナゴフレーム 塗装剥離 】






洗車をする前にタイヤが駄目になったので
その交換を済ませます 使っているホイールは
MAVIC KSYRIUM マビックのキシリウムです




タイヤが見事に減っています 3年間通勤に使い
良く持った方だと思います Panaracer CLOSER PLUS
210g のクリンチャーです






次に選んだのは Continental ULTRA SPORT コンチネンタルの
エントリーモデルですが 耐久性を求めこれに決定しました 240g
私はクリンチャーの知識が無いので、自転車屋さんの知識が豊富な
店長のアドバイスです






タイヤの入れ替えも自分でして貰いました 私は横でアドバイスを
するだけです タイヤの装着方向の表示が有る物は守った方が
良いですね チューブも新しい物にします




では洗車を始めます 油脂で汚れた部分から洗いますが
ここに使うのは WAKO'S ワコーズのフィルタークリーナー




クリーナーを容器に取り分けこの様な油汚れをした部分に
刷毛で塗って行きます






私達の絶えず手入れをしている自転車なら擦る必要は無いのですが
この様にオイルが固くグリス化した物は 毛先の固いブラシで多少
擦ってやる必要は有ります フィルタークリーナーを塗った後は時間を
置かずに水で洗い流します




油汚れを落したら次は自転車全体の汚れを洗い落します
私は環境に優しいと言われる Simple Green を希釈して
使っています 何を使っても良いのですが泡切れの良い
洗剤を選んだ方が良いと思います






洗剤をスポンジに含ませサドルの表裏 ハンドル周り
フレーム特に普段手が入らない様な所を洗ってやると
良いですね ホイールのタイヤ、スポークも綺麗に
します 後は水で洗い流せば完了です




Before and After



洗車直後のスプロケット この後オイルを塗布します




チェーン
  

  
洗車、オイルアップ後のチェーン 良く汚れていましたがオイル乗りが良いのは
適時にオイルを注していると言う事で決して悪い事では有りません 自転車整備で
その違いが一番解るのはチェーンだと思います ここは大切です




FD



フロントディレーラーの上部 ここは良く道路の
砂などが溜まりますね 洗ってすっきりしました




チェーンホイール



ここは自転車の顔ですね 良く目立つ部分です 通常なら手が入らないインナーギアも
綺麗になっています 洗車をすれば結果としてこの様に綺麗になりますが 本来の目的は
自転車の不具合や異常を観察する事に有ります そんな事を意識しながら作業を進めれば
良いと思います





紫陽花ですね梅雨も近くなり勢いが出てきました
自転車を洗いながら汚れが落ちて行く様子や その後のオイルアップに依る乗り味の変化
その全てが好きです 皆さんも是非体験されると良いと思います

今でも多くのアクセスを頂く過去の人気記事 ここで洗車の方法を紹介しています
【 自転車の洗車 レースメカニックはこうする 】

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする