自転車のホイールの組替えを行っています 今回はホイールの振れ取りを行います
文字でご紹介するのが難しい作業ですが丁寧に進めて行きます 手順とその方法をどうぞご覧下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b1/537b2d8ebe0d098ded49431e63a80b0b.jpg)
今回 組替えているのは私のロード用ホイールです 前回までにスポーキングは済ませています
チューブラー 28穴 ギア側タンジェント 6本組 反ギア側ラジアルでアルミニップルを使っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/72/6c24fb250776366c125923fdb04224da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/97/633880f1f4d294faa85306b4526a214d.jpg)
これから振れ取りを始めますが ニップルは全て軽くスポークに
ねじ込んである状態です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/9e/03f4a0cb098b25ea72ad68be03532de0.jpg)
道具はこれだけ用意しています スポークを銜える為の
スポークホルダー、ニップルレンチ、ニップルドライバー
小さな容器に入った潤滑剤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9e/f5e9a8ce5e7d4994d4ccd502dc3b42cd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c7/2f04c985040cab61cddf818b5833b452.jpg)
現在のニップルの状態は適度にねじ込んであります
これのネジ込み量を揃える処から始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/79/dd4a5f967cff67670ab20f66d59b0d7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e0/cf44a74a1b5f6d8fd7490f6c275391e8.jpg)
ニップルドライバーを使います マイナスドライバーの先端に
突起が有り これがニップルのネジ部に差し込まれます 突起が
スポークに当るまでニップルをねじ込めば 同じ締め込み量に
揃います
VAR の工具ですが結構な価格だったと記憶しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/60/bfb7ec118725e80c1e920b929c2e2df1.jpg)
全てのニップルをドライバーで締め込みます
ただこのドライバーでは締め込む量はしれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/27/300713af3aee45610226ee71c28cfd60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6e/31696f9e1ae1685c96a63c2e7edd4850.jpg)
ニップルから見えているスポークのネジの状態を
ほぼ揃えました ここではまだニップルに余裕が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3c/8654650451632a1fe11a7d56f01276ae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d4/1e99a22a11571beb1b75a894cc0a7278.jpg)
ニップルが指先で掴める様になれば 指先で回します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e2/c04982696b745c90f5612b265b53eb2b.jpg)
リムの中のニップルを目視し スポークの出具合を揃えています
※ この様に全てのニップルを同じ量 締め込んでも決して振れが
取れる訳では有りません スポークの張り具合も解らないので
この様な方法で 色々な事を感じながら進めています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c2/0bdf3a3f18cac7cd176d925d4ec10fb1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/93970ad753034a8a2fa4212154ffcbbb.jpg)
この辺りからホイールのセンターを意識し始めます
私のハブには ハブの巾=OLD の中心に小さな印を付けています
これを利用します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/47/e5f385dcc209cebaaa2fd9f19d0e33cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/52/10cb34fa2187915147b0e46ed3257d6f.jpg)
リムのバルブ穴からハブを覗きます 先程の印が何処に有るか目視し
リムが左右のどちらに寄っているのか確認します これでリムを
寄せたい方を意識しながらニップルを触ります
この写真の状態であれば リムは右側、ギア側へ寄せる必要が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4b/14d406b98c41ffff557d818af3af6c0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3c/9c5e0c94230afa439011ef24f34d4402.jpg)
ホイールは左右の振れだけでは無く 縦振れにも気を配ります
スポークを握り スポークの張り具合を感じながら
必要なスポークを張って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/24/59b3e912b296dbd861c1f56ca2da2a8b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/07/9019ebeca4b7d764a7999a84bd477678.jpg)
ニップルレンチはニップルに応じた物を使います
これは Park Tool SW-40C 巾3.2mm
DT Swiss 1.8mm のニップル用です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ae/d0f702d6d30779727a05e61f467759f9.jpg)
振れの取り方は
リムを右に寄せたい時は右側のニップルを締め込み
左に寄せたい時には左側のニップルを締め込みます
縦振れは 出ている部分のニップルを締め込みます
ニップルの回転数は 1/4 回転ずつ様子を見ながら回します
スポークの張りが緩い時はまだこれで OK です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/ff7e3d7fdfd76443800ad6fe2e02147b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e0/62fe931e22aa1a729fc7b0dadfe600ec.jpg)
さてスポークのテンションが上がって来ました
私が用意している 極細のノズルを付けたオイル注しを
使います 中は CRC 5-56 です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/00/303082294f0118806451de0e98c4c0a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6c/6f31af4b6afb4d9c1a5f16e11b0e4717.jpg)
ニップルの雁首部分に 1滴 少量を滴下します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b2/283500a240a0379a1b0625d9928f911f.jpg)
ニップルのこの部分はかなり力が掛かります ニップルを
回す時に無理をさせない為の 潤滑剤です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/88/9521acd1764d62f9a62fc0e786fa04f4.jpg)
スポークのテンションがかなり上がって来ました
スポークを握り手で感じますが これは絶えず行っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0b/b911a3e65ce79eab4092220751459e9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/fa938b0ea04f77b7ee61d68fba91dc0e.jpg)
テンションが上がってくると ニップルレンチだけで
ニップルを回してはいけません スポークの捩れが発生し
破断の原因を作ります
その為にスポークホルダーも市販されていますが 殆どが
エアロスポーク用です ラウンドスポークも確実に掴める様に
私は自作したスポークプライヤーを使っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c1/64800bfc63f481b90c87d866d1f930b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/28/7554bea19702dcf39382fef351369e10.jpg)
ホイールのセンターを確認します センターゲージを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/34/30d6f7c17beb6cfbc8f8a13073b2e2cf.jpg)
まず反ギア側にセンターゲージをセットします
これはギア側から始めても OK です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/68/517c10cfbc5490c34375a5dfd195e9d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/15/d1d7302c348eedecf21f04c5673d0fe2.jpg)
センターゲージの両端が リムに隙間無くぎりぎりに
接している状態を作ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/30af49e89ec5dca4d6b8f9dd78ef0c52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/94/6decb7de5213f4e6aa1d042789af898a.jpg)
その調整は道具の中心に有る調整用ネジで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/92/99d9e32cd2c47ba6ad9e113c6c21818d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/32/d989dc4a3841584da7cad9491a17bdf4.jpg)
両端部分がリムに接し 調整ネジもハブに接しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a0/043226808c7757dca9839a05c33e1774.jpg)
ゲージの調整ネジは触らず ホイールを裏返し
ギア側に乗せます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a2/845c8d745359ea656e5c091705ea204e.jpg)
調整ネジとハブの状態を確認します ここに隙間が有れば
リムがゲージを持ち上げている すなわちリムはギア側に
寄っていると言う事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8f/b73521782fb66cece13ae8b30937a13d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5f/0ecf28ab6e96bdfbe7cfed1b7f03f132.jpg)
両端部分が浮いているなら リムは反ギア側に寄っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/13/3af6d0ab06b7905ea406fb3a39f4377b.jpg)
例えば この隙間が 5mm有れば リムを隙間を無くす方へ
2.5mm 寄せてやればセンターが出ます
今回使っているセンターゲージは Campagnolo ですが
工具の構造に依っては使い方が異なります 道具に
応じた方法で行って下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/df/4f35689940eed466e55c44330501a329.jpg)
振れ取りは横より先に縦振りを取った方がやり易いと思います
横振れを取るとき 寄せたい方のニップルを締めるばかりだと
縦にも影響が出ます 右に 10寄せる場合は
左のニップルを 5緩め 右のニップルを 5締め込めば OK です
テンションが上がり仕上げに近くなると ニップル1/8~1/4 回転
ずつの作業になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/56/05246dc7e3ec3500c844aaf16d93eb8e.jpg)
振れ取の終盤になると 振れ取台からホイールを外し体重を掛けてホイールを苛めてやります
ピキピキと音を立てながら捩れたスポーク等が元に戻ります これをやると振れが出ますから
そこから再度微調整を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/cc/5d70c5ab72c480bd38c0c31ff84f71a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/49/1aa3f0a197b3caf64158289bd282a7a5.jpg)
微調整を繰り返し ホイールの振れ取が終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/b6051e124e56a4955b6ce7664ba9d4e0.jpg)
通常ならこれで完了と言っても良いのですが ホイールを一晩寝かせます
これをするとスポーク等がかなり落ち着きます 完成までもう少しお付き合い下さい
前回の作業 【 ホイール組替え スポークの綾取り 】 - Kinoの自転車日記
次の作業 【 ホイール組替え ロックタイト 】 - Kinoの自転車日記
文字でご紹介するのが難しい作業ですが丁寧に進めて行きます 手順とその方法をどうぞご覧下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b1/537b2d8ebe0d098ded49431e63a80b0b.jpg)
今回 組替えているのは私のロード用ホイールです 前回までにスポーキングは済ませています
チューブラー 28穴 ギア側タンジェント 6本組 反ギア側ラジアルでアルミニップルを使っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/72/6c24fb250776366c125923fdb04224da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/97/633880f1f4d294faa85306b4526a214d.jpg)
これから振れ取りを始めますが ニップルは全て軽くスポークに
ねじ込んである状態です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/9e/03f4a0cb098b25ea72ad68be03532de0.jpg)
道具はこれだけ用意しています スポークを銜える為の
スポークホルダー、ニップルレンチ、ニップルドライバー
小さな容器に入った潤滑剤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9e/f5e9a8ce5e7d4994d4ccd502dc3b42cd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c7/2f04c985040cab61cddf818b5833b452.jpg)
現在のニップルの状態は適度にねじ込んであります
これのネジ込み量を揃える処から始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/79/dd4a5f967cff67670ab20f66d59b0d7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e0/cf44a74a1b5f6d8fd7490f6c275391e8.jpg)
ニップルドライバーを使います マイナスドライバーの先端に
突起が有り これがニップルのネジ部に差し込まれます 突起が
スポークに当るまでニップルをねじ込めば 同じ締め込み量に
揃います
VAR の工具ですが結構な価格だったと記憶しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/60/bfb7ec118725e80c1e920b929c2e2df1.jpg)
全てのニップルをドライバーで締め込みます
ただこのドライバーでは締め込む量はしれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/27/300713af3aee45610226ee71c28cfd60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6e/31696f9e1ae1685c96a63c2e7edd4850.jpg)
ニップルから見えているスポークのネジの状態を
ほぼ揃えました ここではまだニップルに余裕が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3c/8654650451632a1fe11a7d56f01276ae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d4/1e99a22a11571beb1b75a894cc0a7278.jpg)
ニップルが指先で掴める様になれば 指先で回します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e2/c04982696b745c90f5612b265b53eb2b.jpg)
リムの中のニップルを目視し スポークの出具合を揃えています
※ この様に全てのニップルを同じ量 締め込んでも決して振れが
取れる訳では有りません スポークの張り具合も解らないので
この様な方法で 色々な事を感じながら進めています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c2/0bdf3a3f18cac7cd176d925d4ec10fb1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/93970ad753034a8a2fa4212154ffcbbb.jpg)
この辺りからホイールのセンターを意識し始めます
私のハブには ハブの巾=OLD の中心に小さな印を付けています
これを利用します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/47/e5f385dcc209cebaaa2fd9f19d0e33cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/52/10cb34fa2187915147b0e46ed3257d6f.jpg)
リムのバルブ穴からハブを覗きます 先程の印が何処に有るか目視し
リムが左右のどちらに寄っているのか確認します これでリムを
寄せたい方を意識しながらニップルを触ります
この写真の状態であれば リムは右側、ギア側へ寄せる必要が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4b/14d406b98c41ffff557d818af3af6c0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3c/9c5e0c94230afa439011ef24f34d4402.jpg)
ホイールは左右の振れだけでは無く 縦振れにも気を配ります
スポークを握り スポークの張り具合を感じながら
必要なスポークを張って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/24/59b3e912b296dbd861c1f56ca2da2a8b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/07/9019ebeca4b7d764a7999a84bd477678.jpg)
ニップルレンチはニップルに応じた物を使います
これは Park Tool SW-40C 巾3.2mm
DT Swiss 1.8mm のニップル用です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ae/d0f702d6d30779727a05e61f467759f9.jpg)
振れの取り方は
リムを右に寄せたい時は右側のニップルを締め込み
左に寄せたい時には左側のニップルを締め込みます
縦振れは 出ている部分のニップルを締め込みます
ニップルの回転数は 1/4 回転ずつ様子を見ながら回します
スポークの張りが緩い時はまだこれで OK です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/ff7e3d7fdfd76443800ad6fe2e02147b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e0/62fe931e22aa1a729fc7b0dadfe600ec.jpg)
さてスポークのテンションが上がって来ました
私が用意している 極細のノズルを付けたオイル注しを
使います 中は CRC 5-56 です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/00/303082294f0118806451de0e98c4c0a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6c/6f31af4b6afb4d9c1a5f16e11b0e4717.jpg)
ニップルの雁首部分に 1滴 少量を滴下します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b2/283500a240a0379a1b0625d9928f911f.jpg)
ニップルのこの部分はかなり力が掛かります ニップルを
回す時に無理をさせない為の 潤滑剤です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/88/9521acd1764d62f9a62fc0e786fa04f4.jpg)
スポークのテンションがかなり上がって来ました
スポークを握り手で感じますが これは絶えず行っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0b/b911a3e65ce79eab4092220751459e9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/fa938b0ea04f77b7ee61d68fba91dc0e.jpg)
テンションが上がってくると ニップルレンチだけで
ニップルを回してはいけません スポークの捩れが発生し
破断の原因を作ります
その為にスポークホルダーも市販されていますが 殆どが
エアロスポーク用です ラウンドスポークも確実に掴める様に
私は自作したスポークプライヤーを使っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c1/64800bfc63f481b90c87d866d1f930b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/28/7554bea19702dcf39382fef351369e10.jpg)
ホイールのセンターを確認します センターゲージを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/34/30d6f7c17beb6cfbc8f8a13073b2e2cf.jpg)
まず反ギア側にセンターゲージをセットします
これはギア側から始めても OK です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/68/517c10cfbc5490c34375a5dfd195e9d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/15/d1d7302c348eedecf21f04c5673d0fe2.jpg)
センターゲージの両端が リムに隙間無くぎりぎりに
接している状態を作ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/30af49e89ec5dca4d6b8f9dd78ef0c52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/94/6decb7de5213f4e6aa1d042789af898a.jpg)
その調整は道具の中心に有る調整用ネジで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/92/99d9e32cd2c47ba6ad9e113c6c21818d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/32/d989dc4a3841584da7cad9491a17bdf4.jpg)
両端部分がリムに接し 調整ネジもハブに接しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a0/043226808c7757dca9839a05c33e1774.jpg)
ゲージの調整ネジは触らず ホイールを裏返し
ギア側に乗せます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a2/845c8d745359ea656e5c091705ea204e.jpg)
調整ネジとハブの状態を確認します ここに隙間が有れば
リムがゲージを持ち上げている すなわちリムはギア側に
寄っていると言う事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8f/b73521782fb66cece13ae8b30937a13d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5f/0ecf28ab6e96bdfbe7cfed1b7f03f132.jpg)
両端部分が浮いているなら リムは反ギア側に寄っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/13/3af6d0ab06b7905ea406fb3a39f4377b.jpg)
例えば この隙間が 5mm有れば リムを隙間を無くす方へ
2.5mm 寄せてやればセンターが出ます
今回使っているセンターゲージは Campagnolo ですが
工具の構造に依っては使い方が異なります 道具に
応じた方法で行って下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/df/4f35689940eed466e55c44330501a329.jpg)
振れ取りは横より先に縦振りを取った方がやり易いと思います
横振れを取るとき 寄せたい方のニップルを締めるばかりだと
縦にも影響が出ます 右に 10寄せる場合は
左のニップルを 5緩め 右のニップルを 5締め込めば OK です
テンションが上がり仕上げに近くなると ニップル1/8~1/4 回転
ずつの作業になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/56/05246dc7e3ec3500c844aaf16d93eb8e.jpg)
振れ取の終盤になると 振れ取台からホイールを外し体重を掛けてホイールを苛めてやります
ピキピキと音を立てながら捩れたスポーク等が元に戻ります これをやると振れが出ますから
そこから再度微調整を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/cc/5d70c5ab72c480bd38c0c31ff84f71a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/49/1aa3f0a197b3caf64158289bd282a7a5.jpg)
微調整を繰り返し ホイールの振れ取が終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/b6051e124e56a4955b6ce7664ba9d4e0.jpg)
通常ならこれで完了と言っても良いのですが ホイールを一晩寝かせます
これをするとスポーク等がかなり落ち着きます 完成までもう少しお付き合い下さい
前回の作業 【 ホイール組替え スポークの綾取り 】 - Kinoの自転車日記
次の作業 【 ホイール組替え ロックタイト 】 - Kinoの自転車日記
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます