私が保管している選手時代のロードレーサーのサドルを セラ イタリア SLK から
セラ サンマルコのアスピデへ交換します
1974年に作ったロードフレームです当時の部品が殆どですが 比較的新しい物に
交換している奴も幾らか有ります 今回はそんな中のサドルを交換します
サドルに吊っているスペアタイヤを外しました
今使っているのは Selle ITALIA の SLK と言う奴です
乗っていて不具合が有る訳では無いのですが 交換は
見た目が私の好みでは無いと言う 凄く勝手な理由です
次に使うのは Selle San marco の Aspide 綺麗な形をしています
本当はサドルの中割れが無い Aspide が良いのですが今回はこれを
使ってみます
正確にサドルポジションを復元したいので
出来るだけの用意はします
縦横にレーザーを飛ばす オートレーザーレベルを
使います
この機種を選ぶ時は 自身の位置を表す下部ポインター
と言う機械の真下にレーザーを照射する物が良いです
これが無ければ仕事でも使い物にならないです
自転車に対して正しい位置にレーザーをセットする為に
土間には 直角に交わる線を朱墨で打っています
その様な環境を整えた状態でレーザーを調整します
機械は自転車のハンガー芯と直角に交わる位置にセットし
縦のラインは B.B 芯に合わせます このレーザー光は天井まで
伸びています
横のラインは水平に照射しています これを前後のハブ芯に
合せます これはメンテ台で調整しますが、これをする事で
自転車が水平に置かれている事になります
準備が終わればサドル位置を計測します これは
ハンガー芯からのサドル後退寸法を測っています
35mmの所にレーザー光が有ります
これはサドルの水平を確認しています
サドルの上に正しく水平器をセットするのは難しいので
真っ直ぐな板をサドルの上に置いて作業を進めます
これは前後のハブ芯からのサドルの高さを測っています
これらの計測は全てレーザー光が有るから出来る方法です
今回は必要な部分だけ測っています 図面に寸法を
落としましたので これを元に次のサドル位置を決めます
※ 図面が見難くかったので記事用に P.Cで加工しています
では始めます 今のサドルを外します 使っているのは
2本締めのシートピラーです 固定ボルトはサドルの座面に
隠れています
このヤグラのボルトに使うのは 10mm のスパナです
作業のしずらい場所で色々と工具を試しましたが
結局この小さなスパナが一番です
藤田サドルのヒューペルライダーと言うシートピラーに
付属されていた工具で 50数年経っています
ほんの少しずつネジを緩めて行きます
サドルが外れました
ヤグラの部品を外しました 普段、充分に掃除が
出来ないパーツです 綺麗にしてやります
本体側も綺麗にします
組立てには新しいグリスを使います 余り粘着力が無い
Super Lube を選んでいます
サドルを付ける用意が出来ました シートピラーは
Campagnolo ですが まだアルマイト加工がされる前の
古い物です
新しいサドルを用意します
取り合えずサドルを取り付け ここから位置調整を
します
サドルの前後位置と水平調整
サドルを替えた事で サドル高の調整も必要になりました
上下位置を触ると微妙に前後位置も変るので 前後、水平
高さは何度も微調整が必要です
これでサドルの交換と位置調整が終わりました
この写真でメンテスタンドの先端に土間から伸びている
支えが見えると思いますが これでメンテスタンドの前後の
傾きを調整しています 自転車を水平にセットする為の物です
サドル後退 35mm にセットしましたが これ以上サドルを前に
出す事は出来ません UCI 規則では後退寸法 50mm 以上を要求
されます その寸法ならこのサドルレールでも問題は有りません
身体的な問題でそれを満たさなくても良いと言う特例は有ります
私達小柄な者には調整巾が少ないサドルですね
今回のサドル交換は出来るだけ以前と同じ位置にセットしました しかし同じ感覚で
乗れるかと言えば それは別で実際使いながらの微調整は必要です
セラ サンマルコのアスピデへ交換します
1974年に作ったロードフレームです当時の部品が殆どですが 比較的新しい物に
交換している奴も幾らか有ります 今回はそんな中のサドルを交換します
サドルに吊っているスペアタイヤを外しました
今使っているのは Selle ITALIA の SLK と言う奴です
乗っていて不具合が有る訳では無いのですが 交換は
見た目が私の好みでは無いと言う 凄く勝手な理由です
次に使うのは Selle San marco の Aspide 綺麗な形をしています
本当はサドルの中割れが無い Aspide が良いのですが今回はこれを
使ってみます
正確にサドルポジションを復元したいので
出来るだけの用意はします
縦横にレーザーを飛ばす オートレーザーレベルを
使います
この機種を選ぶ時は 自身の位置を表す下部ポインター
と言う機械の真下にレーザーを照射する物が良いです
これが無ければ仕事でも使い物にならないです
自転車に対して正しい位置にレーザーをセットする為に
土間には 直角に交わる線を朱墨で打っています
その様な環境を整えた状態でレーザーを調整します
機械は自転車のハンガー芯と直角に交わる位置にセットし
縦のラインは B.B 芯に合わせます このレーザー光は天井まで
伸びています
横のラインは水平に照射しています これを前後のハブ芯に
合せます これはメンテ台で調整しますが、これをする事で
自転車が水平に置かれている事になります
準備が終わればサドル位置を計測します これは
ハンガー芯からのサドル後退寸法を測っています
35mmの所にレーザー光が有ります
これはサドルの水平を確認しています
サドルの上に正しく水平器をセットするのは難しいので
真っ直ぐな板をサドルの上に置いて作業を進めます
これは前後のハブ芯からのサドルの高さを測っています
これらの計測は全てレーザー光が有るから出来る方法です
今回は必要な部分だけ測っています 図面に寸法を
落としましたので これを元に次のサドル位置を決めます
※ 図面が見難くかったので記事用に P.Cで加工しています
では始めます 今のサドルを外します 使っているのは
2本締めのシートピラーです 固定ボルトはサドルの座面に
隠れています
このヤグラのボルトに使うのは 10mm のスパナです
作業のしずらい場所で色々と工具を試しましたが
結局この小さなスパナが一番です
藤田サドルのヒューペルライダーと言うシートピラーに
付属されていた工具で 50数年経っています
ほんの少しずつネジを緩めて行きます
サドルが外れました
ヤグラの部品を外しました 普段、充分に掃除が
出来ないパーツです 綺麗にしてやります
本体側も綺麗にします
組立てには新しいグリスを使います 余り粘着力が無い
Super Lube を選んでいます
サドルを付ける用意が出来ました シートピラーは
Campagnolo ですが まだアルマイト加工がされる前の
古い物です
新しいサドルを用意します
取り合えずサドルを取り付け ここから位置調整を
します
サドルの前後位置と水平調整
サドルを替えた事で サドル高の調整も必要になりました
上下位置を触ると微妙に前後位置も変るので 前後、水平
高さは何度も微調整が必要です
これでサドルの交換と位置調整が終わりました
この写真でメンテスタンドの先端に土間から伸びている
支えが見えると思いますが これでメンテスタンドの前後の
傾きを調整しています 自転車を水平にセットする為の物です
サドル後退 35mm にセットしましたが これ以上サドルを前に
出す事は出来ません UCI 規則では後退寸法 50mm 以上を要求
されます その寸法ならこのサドルレールでも問題は有りません
身体的な問題でそれを満たさなくても良いと言う特例は有ります
私達小柄な者には調整巾が少ないサドルですね
今回のサドル交換は出来るだけ以前と同じ位置にセットしました しかし同じ感覚で
乗れるかと言えば それは別で実際使いながらの微調整は必要です
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